Beauty

オイルは冬肌&冬髪の救世主。“オイル美容”のメリットや使い方をご紹介
2022.12.24
スキンケアにオイルを取り入れる「オイル美容」。ベタつきやテカリが苦手という人もいるようだが、実は美容にもたらす効果が高くスキンケアに取り入れるメリットがいっぱいだ。
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2022.12.24
スキンケアにオイルを取り入れる「オイル美容」。ベタつきやテカリが苦手という人もいるようだが、実は美容にもたらす効果が高くスキンケアに取り入れるメリットがいっぱいだ。
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オイルは冬の乾燥やゴワつき、敏感に傾いた肌など、さまざまな肌悩みに寄り添ったお手入れができるとあって、近年では”オイル美容”という言葉も浸透してきた。今回は”オイル美容”のメリットやおすすめの使い方をお届けしよう。
“オイル美容”とは、美容に適したオイルを用いて肌や髪のお手入れをすること。古くからヨーロッパを中心に親しまれてきた美容法だ。高い保湿効果や美容効果、加えて手軽さが話題となり、ここ数年人気の美容法となっている。
肌には皮脂が含まれており、肌表面に皮脂膜を作ることで紫外線や乾燥といった外的刺激から肌をガード。水分やスキンケアで補った潤いを保持できるのも皮脂膜のおかげだ。しかし、皮脂の量は30歳をピークに徐々に減少していく。皮脂量が減少すると肌の水分量も減り、ダメージを受けやすい肌になってしまう。特に冬などは肌がデリケートになっているのでトラブルを招きやすい。そんなときに頼りになるのが“オイル美容”。毎日のお手入れにオイルを使うことで健やかな肌や髪へと導いてくれるのだ。
オイルをスキンケアに取り入れるメリットは、オイルが持つ保湿効果による乾燥対策ができること。オイルに含まれる油分が肌表面に皮脂膜を形成し、ベールの役割となって角質層内部の潤いや水分を逃げないようにしてくれ、効果的に肌を保湿し潤いを保つことができるのだ。
オイルは乾燥だけでなく、外敵な刺激の影響を受けにくい肌へも導いてくれる。肌がもともと持っているバリア機能は、皮脂が減ったり角質層にある水分が蒸散しやすい状態になって水分・油分のバランスが崩れると、正常に働かなくなってしまう。すると肌がデリケートに傾くのだ。そんな肌状態のときに“オイル美容”を行えば、水分と油分のバランスを保ちやすくなり、肌のバリア機能をサポートできる。
オイルの働きには“肌に柔軟性を与える”という働きも。肌は水分・油分不足に陥ると乾燥してゴワついてしまうが、この状態でスキンケアをしても潤いが角質層まで届きにくく、せっかくのお手入れも台無しになってしまう。オイルでスキンケアをすることで、ゴワついた肌が柔らかな状態になり、その後に使う化粧水などの馴染みもUP。肌が潤い不足の日や硬い感触が気になる人はぜひ取り入れてみてほしい。
◆ブースターとして使う
肌の乾燥やゴワつきが目立つ人はブースターとして使ってみて。朝に行えば日中の乾燥対策はもちろん、化粧のノリや持ちもよくなる。その後のメイクに影響しないよう、軽いテクスチャーのオイルを使うのがおすすめだ。
<使い方>
1. オイルを2~3滴手に出し、よくのばす。
2. 洗顔後、化粧水をつける前に塗布。手のひらでプレスするように馴染ませる。
3. オイルがしっかり馴染んでから化粧水をつける。
◆スキンケアの仕上げに
乾燥肌の人に最適な”オイル美容”は、スキンケアの最後にオイルを取り入れること。ブースター同様、朝晩に取り入れられる。オイルがフタの役割となり、化粧品で補った水分や油分を逃がさないよう守ってくれる。
<使い方>
1. 洗顔後、いつも通りのスキンケアを行う。
2. 最後にオイルを2~3滴の手のひらに広げ、プレスするように顔全体に塗布。
◆全身マッサージに
オイル美容は顔だけでなく、全身のお手入れにも適している。オイルを使ってマッサージをすれば全身の肌もすべすべに。
<使い方>
1. 多めの量のオイルを手に取り、顔や脚などマッサージをする箇所に塗る。
2. 揉みほぐすようにマッサージを行う。
3. マッサージ後は、残ったオイルをそのまま肌に馴染ませて保湿を。
オイルは使用量が少ないと摩擦が起きて肌に負担がかかるので、滑りがよくなるほどたっぷり使うこと。スキンケアに使うタイプより濃厚なテクスチャーのオイルを選ぶのが心地よくお手入れを行うポイントだ。お風呂上がりなど好きなタイミングで気軽に全身のケアを。
◆トリートメントとしてヘアケアにも!
髪の乾燥対策にもオイルは万能。アウトバストリートメントとして使ってみよう。
<使い方>
1. タオルドライ後の髪にオイルをなじませるだけ。
手のひらによくのばし、中間から毛先を中心に揉みこむように馴染ませて。油分が髪をコーティングして乾燥を防ぎ、時間が経ってもまとまり感ある髪へ。ブラッシングの摩擦によるダメージや、乾燥や紫外線などからも髪を保護してくれる。
text: Mie Arisumi
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