エイジングケアを極めた夏の素肌トリートメント【ナタリーの日仏ビヤンネートルのすゝめVol.9】
2021.8.5
心と体を心地よく、美しい状態にするフランス式ライフスタイル「ビヤンネートル(Bien-être)」をキーワードに、日仏美容家のナタリーが今気になるコスメをナビゲート。第9回は、夏の疲れを癒すフランス発フェイシャルケアについて。
2021.8.5
心と体を心地よく、美しい状態にするフランス式ライフスタイル「ビヤンネートル(Bien-être)」をキーワードに、日仏美容家のナタリーが今気になるコスメをナビゲート。第9回は、夏の疲れを癒すフランス発フェイシャルケアについて。
日本以上にフェイシャルに通う習慣を大切にしているフランス人女性。なかでもエイジングケアの最高峰サロンに位置するのが、日本でもおなじみの「オルラーヌ」です。海外旅行のハードルが上がってしまっている今、パリのエスプリを感じさせる「オルラーヌ ビューティー インスティテュート 銀座」に、夏の肌疲れを癒しに伺いました。
紫外線や乾燥でしぼみがちな夏の肌におすすめなのが、細胞の働きに着目し肌機能を活性化させ、あらゆる肌悩みにアプローチするというブランドの英知を結集したアイコンシリーズ、「B21」を使用したトリートメント。肌を細胞レベルで若々しい状態にリセットすることをコンセプトとしており、美容大国フランスならではの繊細な手技をはじめ、ブラシを使用したブラシドレナージュ、機械による美容液導入など、ここでしか体感できない至福のトリートメントで肌を満たすことができます。
気になるマッサージは、セラピストさんがフランス本国の技術を習得したブランドオリジナルのメソッド。筋肉に優しく指を沿わせて行うエフルラージュや指で肌を軽くつまんで離すパンスモンなど、アジアの力強い手技とは対極にあるのが特徴。特に、アイクリームをなじませながら目元付近を「∞」を描くようにして行うマッサージはPC作業やスマートフォンで疲れた目元がほぐれてうっとり。摩擦レスなソフトタッチにもかかわらず、施術中は心地良い眠気が訪れます。フェイスマスクをのせている間も、つぼ押しや手・腕のマッサージなどで疲労分子の解放を促すなど、エイジングケアに特化した気配りも嬉しいです。
施術後は血流がよくなったせいか、くすみが一掃され肌がパッと明るくトーンアップ! 目元も動かしやすくなったので目もパッチリと開き、昔の感覚を取り戻したかのよう。体の根本といえる細胞へのアプローチを目指したトリートメントはフェイスラインやクマ、肌の弾力などあらゆる悩みを解決し、さらにそれが1週間以上持続したのも今までにない体験でした。
フランスでエステやマッサージのことを「Cadeau bien être(ビヤンネートルな贈り物)」というのは、過去のコラムでも紹介しましたが、今回のフェイシャルはまさに、肌と心に癒しとパワーをもたらしてくれる至福のひと時となりました。みなさんも、ぜひ体感してみてください。
■ B21 エクストラオーディネール フェイシャル 80分 ¥34,000
オルラーヌ ビューティー インスティテュート 銀座 東京都中央区銀座6-4-9 Sanwa銀座ビルディング 2F tel : 03-3572-0439
オルラーヌ公式HP: https://orlane-paris.jp/
ナタリー Nathalie
フランス人を父に持つ日仏美容家。モード系美容誌編集を経て独立後、日本とフランスのライフスタイルを融合したオリジナルのビューティメソッドや、海外トレンドを踏まえた美容情報を執筆中。レインボータウンFMのラジオ番組「Nathalie’s Beauty Talk」では第1土曜と第2木曜にフランスの最新美容情報などを紹介。
Instagram:@nathaliesbeautybook
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