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「劣化した」「老けた」という心ない言葉をきっかけに極めた、MEGUMIさんの美容道

初の美容本『キレイはこれでつくれます』がベストセラーとなっているMEGUMIさん。何をきっかけに美容に目覚めたのか? どんな方法で自分なりの美容法にたどり着いたのか? MEGUMIさんなりの美容との向き合い方を聞いてみた。

俳優のほか、いくつもの顔を持つMEGUMIさん。以前の記事『「ゼロからイチを作り出すのが好き」。MEGUMIさんが次に目指すもの』では、実業家としての次なる目標を伺ったが、今回は多くの女性を虜にしている“美容道”について語ってもらった。

自分でも危機感を覚えたほうれい線の目立ち

実はMEGUMIさんが美容に目覚めるきっかけは、視聴者からぶつけられた心ない言葉だったそう。

「28歳くらいの頃ですね。出演したテレビ番組を観た視聴者から『MEGUMI劣化した』『MEGUMI老けた』とか、相当酷いことを言われたんです。ちょうど出産後で疲れていた時期でもあったんですが、やっぱり、きちんとお手入れをしてこなかったせいだと痛感。20代前半の頃はグラビアのお仕事で肌を焼きまくってましたから、当然の結果ですよね。特に、深く刻まれたほうれい線を見て自分でも危機感を覚えました」

陶器のような美肌は、鬼のように手をかけて得たもの

MEGUMI

20代で“劣化”とまでいわれたというが、取材当日に会ったMEGUMIさんの肌は、初夏の日差しを浴びて、より一層透明感が際立っていた。

「だって鬼のように手をかけてますからね(笑)。めっちゃやってますもん。毎日忙しいけれど、潤いと巡りを大事にして、仕事のように美容を生活の中に取り入れてます。『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)で紹介している美容法やアイテムにたどり着くまで、1000以上は試しましたから。高いものだけじゃなく、いいと聞けばどんなものでもまず試してみて、全然肌に合わなくて失敗したことも数知れず」

経験から生み出されたリアルな美容知識だからこそ、多くの読者の心を掴んだのだろう。著書にはすぐに真似できる美容習慣なども紹介されている。

とにかくシートマスクでの保湿は絶対!

40代のMEGUMIさんが、今のスキンケアでもっとも大切にしていることは?

「それはもうシートマスクでの保湿。40代の今だけじゃなく、もうずっとシートマスク! 高いものじゃなくてもいいから、とにかく朝晩シートマスクでしっかり保湿することが大事。手では行き届かないところまで深く潤いを入れ込む最強アイテムだと思っています。あんなにくっきりだったほうれい線も、保湿をしっかりやったおかげで8〜9年後には目立たなくなりましたから。肌が上向きになると自己肯定感も自然に上がり、元気になりますよね」

30代は悩み多き年頃。無理しないで手放すことも大事

MEGUMI


いつもポジティブな印象を受けるが、実は30代後半の頃はそれなりに悩みも抱えていたそう。

「好奇心も強いし、いいと聞いたものは試したいタイプで、30代の頃は筋トレや加圧といったワークアウトに励んでいたんです。でも、だんだんハードなトレーニングを負担に感じてきちゃって。40歳手前くらいからかな、朝起きて調子がイイ! なんて日はほぼなくなって、むしろ調子が悪いのが普通みたいな。そんな状態でハードなトレーニングをするのは良くないと思い、ワークアウトは辞めました。そしたら体も気持ちも軽くなって、ときには手放すことも大事だと実感。今は無理なく続けられるピラティスに定期的に通い、筋トレは時々です。マリ・クレールの読者の方も30代が多いのかな? 仕事やプライベートなど、ライフステージが変わる30代は無理をしないことも大切ですよ。負の悪循環は断ち切らないとね」

ダメージを持ちこさないために。夏の終わりのスキンケアは抜かりなく

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Profile

MEGUMI

1981年生まれ。俳優、カフェのオーナー、ウェブ制作、プロデューサー。2019年、映画『台風家族』『ひとよ』での演技が評価され、第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。4月に発売された初の美容本『キレイはこれでつくれます』はすでに重版を重ねるほど話題。
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