×

カンヌ国際映画祭のドレスコード変更が話題に。具体的には何と書かれているのか

Photo: Chopard

2025年5月13〜24日(現地時間)に開催される第78回カンヌ国際映画祭。今年は開幕直前に「ヌード」とボリュームのあるドレスが禁止となり、大きな話題に。長いトレーンのドレスを用意していたという米俳優ハル・ベリーは直前で変更したと報じられた。そもそも厳格なことで有名なカンヌ国際映画祭のドレスコードには、どのようなルールが明記されているのだろうか。マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。

シンプルな黒のドレス、ちょうネクタイ、エレガントなサンダル……カンヌ国際映画祭のドレスコードには何が規定されているのか?

この投稿をInstagramで見る

Celik Kayalar(@celik.kayalar10)がシェアした投稿

第78回カンヌ国際映画祭が開幕し、レッドカーペットを歩くセレブたちの行列に視線が集中している。そのドレスコードは非常に厳しく、ゲストはシックな装いを求められる。厳格なドレスコードは上映会場への入場にも適用される。

映画ファンにとって5月のメインイベントがついに到来した。もちろん、2025年カンヌ国際映画祭のことだ。上映スケジュールや約2週間にわたるイベントに出席することが予想されるスターのリストが徐々に明らかになってきた。セレブたちは、レッドカーペットに現れるまで、この特別なイベントのための服装について明かさない。これらのルックは1946年の第1回開催以来、施行されているドレスコードを順守するように細部まで考えられてデザインされている。

長年にわたって改訂されてきた具体的な規則がゲストに適用され、これらを順守しない場合、映画が上映されるリュミエール劇場への入場を拒否される可能性がある。

カンヌのドレスコードには何と書かれているのか

カンヌ国際映画祭の運営組織は、参加者にフォーマルな服装を求めている。具体的には、タキシードまたはロングドレスだ。しかしあえて丈の短いドレスを選んだ人が、必ずしも入場を拒否されるわけではない。カンヌ国際映画祭の公式サイトでは、マキシドレスがない場合、2つのオプションが認められている。リトルブラックドレス(シンプルな黒のドレス)、またはカクテルドレス(セミフォーマル)だ。

パンツを選ぶ場合、選択肢は限られる。ボトムスは「ダークカラー」でなければならないため、黒、ネイビー、バーガンディー、ダークグリーンなどに限定される。スーツには、ちょうネクタイまたはダークカラーのネクタイを合わせる必要がある。

セミシアーなドレスを着用するセレブはよく見られるが、カンヌの大階段や上映会場での「ヌード」は厳禁である(一部でネイキッドドレスが禁止されたと報じられているが、米誌『THE Hollywood REPORTER』が映画祭の広報に確認したところ、服装を規制するのではなく、レッドカーペットで全裸になることを禁止するのが目的との回答だったそう)。

靴についてはどうだろうか? 長年、カンヌではレッドカーペットでのフラットシューズ着用が禁止されているといううわさがあった。こうした臆測は、2015年の騒動後に広まったもので、当時、女性の参加者がヒールのないサンダルを履いていたために入場を拒否されたと報じられた。カンヌ国際映画祭のティエリー・フレモー芸術監督はこれを否定するツイートを投稿し、そのうわさには「根拠がない」と主張した。現在、映画祭の規則では、単に「ヒールの有無にかかわらず、エレガントな靴やサンダルを着用すること」をゲストに求めている。

ただし、1アイテムだけ厳格に禁止されている。それはスニーカーだ。それでも、一部のセレブはドレスコードを無視する権限を持っているということは覚えておくべきだ。2021年、スパイク・リー監督は派手なピンクのタキシードに「エアジョーダン1」のスニーカーを履いて、リュミエール劇場に登場した。同様に、ジュリア・ロバーツやクリステン・スチュワートら、複数の俳優たちがはだしで階段を登り、その後ふたたびハイヒールを履いて上映会場に入場している。

最後にアクセサリーに関しては、大型のレザーバッグは禁止である。キャリーバッグ、トートバッグ、バックパックなどを持って、カンヌの上映会場の入り口を通過できない。そのため、フェリーターミナルの近くにゲスト向けの手荷物預かり所が用意されている。カンヌの夜に欠かせないもう一つの立ち寄りスポットというわけだ。

translation & adaptation: Akiko Eguchi

カンヌ国際映画祭に足跡を残した女性監督たち
【カンヌ国際映画祭2024】レッドカーペットを彩った豪華セレブの印象的なルックを振り返り

関連情報

リンクを
コピーしました