イベントでは、「パワー・オブ・ラディアンス・アワード2024」の受賞者で、NPO団体「Girls Who Code」と「Moms First」の創設者であるレシュマ・サウジャニさんとともに、2025年の受賞者に決まった数学者でジャズピアニストの中島さち子さんも参加。次世代の女性たちに力を与えるために何ができるか、意見を交わすパネルディスカッションが行われた。 サウジャニさんは「少女や女性たちをエンパワーすることは、社会全体をより良くしていくことであり、その波及効果は明らかです。しかし、このようなことは単独ではできません。お互いに投資をし、メンターを務め、スポンサーとなり、みんなが成功できる場を作る必要があるのです」と強調した。
テクノロジー分野におけるジェンダー平等に取り組む国際的なNPO団体「Girls Who Code」の設立を通じて、コンピューター・サイエンスにおける女性の地位向上に努めてきたサウジャニさん。2012年の設立以来、世界最大規模で女性や、自身の性自認に男性か女性かという枠組みを当てはめないノンバイナリーの科学者たちの育成プログラムを構築。67万人以上の学生を支援してきた。その結果、「Girls Who Code」卒業者に占めるコンピューター・サイエンス関連の学位取得者の割合は、米国平均の約7倍になったという。最近では、非営利団体「Moms First(マムズ・ファースト)」で、アメリカの母親たちの環境改善にも取り組んでいる。