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カマラ・ハリス米副大統領について知っておきたい5つの重要なこと

Chris duMond / Getty Images

アメリカ大統領選撤退を表明した民主党ジョー・バイデン大統領の後継として、一躍注目を集めるカマラ・ハリス(59歳)とはどのような人物なのか。マリ・クレール インターナショナルのオーストラリア版デジタル記事よりお届け。

カマラ・ハリスについて知っておくべき5つの重要なこと

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米大統領ジョー・バイデンは2024年の大統領選挙から撤退し、彼に代わる民主党の大統領候補として、カマラ・ハリス副大統領を支持した。

もしハリス氏が民主党の指名を獲得すれば、大統領選でドナルド・トランプと対決することとなり、アメリカ初の女性大統領となる可能性がある。

民主党が次の一手を打つにあたり、カマラ・ハリスについて知っておくべきことのすべてをシェアする。

アメリカ初の女性副大統領である

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ハリス氏の政治家としてのキャリアには、多くの「初」がある。

彼女はアメリカ初の女性副大統領であるだけでなく、初の黒人のアメリカ人であり、初のインド系アメリカ人副大統領でもある。

副大統領になる前は、2004年、カリフォルニア州サンフランシスコ市郡地方検事に選出された初の黒人女性で、2011年カリフォルニア州初の黒人女性司法長官に就任し、2016年、初のインド系アメリカ人上院議員となった。

しかし、カマラ・ハリスにとって、1番になることが優先事項ではない。ハリス氏は「あなたはいろいろなことを最初にやるかもしれないが、最後にならないように気をつけなさい」という母親からの言葉を信条に生きている。

彼女の両親はアメリカの公民権運動の活動家だった

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ハリス氏の父親はジャマイカから、母親はインドからの移民である。彼女の亡き母、シャマラ・ゴパランはローレンス・バークレー国立研究所の生物学者で、彼女の父ドナルド・ハリスはスタンフォード大学の経済学者だった。夫妻は公民権運動の熱心な支持者で、まだ幼いハリス氏を乳母車にのせて、抗議デモに参加することもあったという。

ハリス氏はまた、子どもの頃、彼女が住んでいたエリアでバス通学(※)を通じて人種差別撤廃が始まったことから、彼女自身、直接的に公民権運動の恩恵を受けたと述べている。

ハリス氏とほかの黒人の子どもたちは、彼女の住む地域にある白人の、より名門の学校にバスで通わされた。

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ハリス氏は2019年の民主党討論会でこの経験について語り、バイデン氏に対し、彼と人種隔離主義者の「公民的な」政治関係について、異議を唱えた。

「それだけではなく、あなたはバス通学に反対するためにも彼らと協調したのです」とハリス氏は言った。 「そしてカリフォルニア州には、公立学校を統合した2番目のクラスの一人で、毎日バスで通学していた少女がいました。その少女が私でした」(英通信社『ロイター』によると、この発言の後、バークレー公立学校はハリス氏がバス統合計画の2年目に参加したことは事実であるとサイトで声明を発表した)

編集部注※公立学校で黒人と白人が隔離された状況を改善するために、あえて遠方の学校にバスで通学させることで人種分離の是正を図った人種融合政策。「強制バス通学」や「人種差別撤廃に向けたバス通学」と呼ばれ、ハリス氏が住んでいたバークレー市では1968年に市内のすべての小学校がバス計画を通じて統合された。

2人の子どものステップマザーである

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ハリス氏は弁護士のダグ・エムホフと結婚したとき、彼と元妻カースティンとの間の2人の子ども、コールとエラのステップマザーとなった。

カースティンとダグ・エムホフは1992年から2008年まで結婚していた。2019年、ハリス氏はステップチャイルドとの関係について、ファッション誌に寄稿している。

「(両親の)離婚を経験した子どもとして、親が他の人とデートを始めるとき、どんなに大変かを私は知っていました。だから私はダグと長い付き合いになると確信するまでは、彼らの生活に介入しないと決めていたのです」

そのエッセイで、彼女は何も心配する必要はなかったと記している。なぜなら「コールとエラはこれ以上ないほど歓迎してくれたからです。彼らは聡明で、才能ある、愉快な子どもたちで、立派な大人に成長しています。私はすでにダグに夢中になっていましたが、コールとエラが私を引き寄せてくれたと信じています」

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ハリス氏はダグ・エムホフの子どもたちだけでなく、子どもたちの母親とも意気投合したと明かした。

「コールとエラを知ることは、彼らの母親カースティンが素晴らしい母親だと知ることでもありました。カースティンと私は意気投合し、今では大切な友人です。彼女と私はエラの水泳大会やバスケットボールの試合の観客席で、しばしばエラを困惑させるチアリーダーのコンビになりました。私たちの“モダン・ファミリー”(※)は少し機能的すぎるくらいだと、ときどきジョークを言っています」

編集部注※「モダン・ファミリー」は現代の多様な家族構成を描いた人気コメディシリーズのタイトルでもある。

以前にも大統領選に出馬したことがある

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ハリス氏が大統領選挙に近づいたのは今回が初めてではない。2019年、カマラ・ハリス上院議員(当時)は、妹のマヤ・ハリスを選挙対策委員長として自身の大統領選挙キャンペーンを行った。

しかし、ハリス氏は資金不足を理由に、結局選挙戦から撤退した。

女性の権利の擁護者である

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ハリス氏は女性の権利の擁護に尽力している。

「ここに人々が理解すべき真実があります。21世紀の課題に取り組むためには、女性と家族に力を与えなければなりません。もし女性と家族を引き上げなければ、誰もが挫折するでしょう」とハリス氏は2017年、NPO法人「National Partnership For Women & Families」のパーティーで語った。

彼女は、女性の中絶の権利を保護するための法案への支持を声高に主張し、大統領や副大統領が中絶手術を行うクリニックを公式に訪問した最初の例とされている。

translation & adaptation: Akiko Eguchi

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