滞在そのものが目的地に 最新!世界の隠れ家ホテル4選
© MLWINDIA@MAC.COM
かつてない特別な旅、心ほどける優雅なひとときを求めて――。そんな願いをかなえる、まさに「隠れ家」と呼ぶにふさわしいラグジュアリーホテルがある。世界中で厳選された580のホテルとレストランが加盟する名誉ある「ルレ・エ・シャトー」から、息をのむほど美しい最新ホテルを紹介する。
© MLWINDIA@MAC.COM
かつてない特別な旅、心ほどける優雅なひとときを求めて――。そんな願いをかなえる、まさに「隠れ家」と呼ぶにふさわしいラグジュアリーホテルがある。世界中で厳選された580のホテルとレストランが加盟する名誉ある「ルレ・エ・シャトー」から、息をのむほど美しい最新ホテルを紹介する。
[INDEX]

トルコ南部の地中海沿岸は、かつて古代リュキアと呼ばれた地域。緑豊かな山々が海岸線まで続き、その間に美しい小さな湾がいくつも連なるこの地で、2025年6月1日にプレオープンを迎えるのが「Ahãma(アハマ)」だ。ターコイズブルーの海に臨むプライベートな入り江と、約6,000坪に広がるモミジバフウの保護森林。静寂と洗練された寛ぎを提供する。
客室は全63室あり、心地よいカバナ30棟に、究極のプライベート空間を提供するヴィラ1棟を含む。各棟はゆったりと配置され、プライバシーを大切にしたぜいたくな滞在がかなう。
美食の街トルコの中でも、「アハマ」はグルメ旅を求めるゲストにもおすすめだ。敷地内に4つのレストランがあり、新鮮な地元食材を使った絶品料理を提供。また、「Luna」では海を愛でながら高級地中海料理、「Mezkla」ではメキシカン・ラテン風の料理が楽しめる。「The Glass house」では終日営業でカジュアルに食事を楽しみ、そして「Lokal」では、地元の新鮮な食材やハーブを使った小皿料理であるエーゲ風メゼを味わうことができる。
滞在をより豊かにするアクティビティも充実。プライベートビーチでリラックスできたり、森林浴をしたり、モーターを使用しないウォータースポーツに加え、ウェルビーイングへの取り組みも特筆すべき点である。ほかにも、メキシコ人著名建築家、Héctor Esrawe(エクトル・エスラウエ)が手掛けた安らぎの聖地、Sound Templeでのサウンドセラピー体験や太極拳、外気功、WATSUセラピーなども用意され、心身の調和を促す。
手つかずの自然の中で、上質な空間、美食、そしてウェルビーイングを求める人々にとって、忘れられない滞在となるだろう。
Ahãma 1泊料金: €600~(カバナ)

「Villa Pétrusse(ヴィラ・ペトリュス)」も2025年6月1日にプレオープンを迎える。ルクセンブルク市の旧市街のふもと、広大な庭園の中に静かにたたずむこのホテルは、かつて個人の邸宅であった建物を5年の歳月をかけてていねいに改装した、わずか21室(うち3室はスイート)のみのエクスクルーシブな空間だ。
19世紀後半の都市の変貌を物語る貴重な建築物であり、当時の富裕層の洗練された暮らしぶりを今に伝える、壮麗なたたずまいが魅力。著名なインテリアデザイナー、Tristan Auer氏によって、当時の様式と現代的なセンスが見事に融合。家具、素材、色調の一つひとつに、まるで芸術を愛でる邸宅のような、さりげない温かさが感じられる。

また、ルクセンブルク出身の画家による水彩画が飾られた客室は、この街の豊かな光と色彩を映し出す。窓の外には、広大な敷地と、ホテル名の由来となった美しいペトリュス川の景色が広がる。

伝統的なルクセンブルク料理にアジアのアクセントを加えた、独創的な美食体験はレストラン「Le Lys」で。ホテル内にはトリートメントルームも完備されているので、心身ともに深くリラックスできるだろう。
「ヴィラ・ペトリュス」に宿泊できるのは、18歳以上。静かで落ち着いた時間を提供する大人のための隠れ家では、かつてない特別な滞在ができそうだ。
Villa Pétrusse 1泊料金: €465~

「Domaine Le Mouflon d’Or(ドメーヌ・ル・ムフロン・ドール)」は、フランス・コルシカ島のゾンザにて、2025年5月27日にプレオープンを迎える。コルシカ特有のマキの山々が広がるこの隠れ家は、20世紀初頭に建てられた壮麗な伯爵邸宅を改装した全20室(うちスイート8室)、さらにプライベート・シープ・フォールド(羊の囲い)を改装したユニークな客室2室を有する特別な空間だ。
約50エーカーの広大な敷地に静かにたたずむ邸宅は、レバノンスギやヨーロッパグリが生い茂る静寂に包まれている。ルレ・エ・シャトー「グランドホテル・デ・カラ・ロッサ」の経営者がこの建物の魅力を再発見し、現代的な優雅さと洗練さを備えた空間へと生まれ変わった。ベルエポック時代の美しい外装や屋根、暖炉はそのままに、最新の快適設備とサービスが提供される。

レストラン「A Nepita」で味わえるのは、地元の食材を活かした本格的な地中海料理。また、ホテル周辺では、ハイキング、マウンテンバイク、キャニオニングなどのアクティビティを楽しむことができる。特に、ヨーロッパでも屈指の難易度を誇る長距離ハイキングコース「GR20クロスレールハイキングトレイル」は、自然愛好家にはたまらない体験となるだろう。
さらに、2026年には13,000平方フィートの広大なNUCCAスパがオープン予定。コルシカのマキを使ったウェルビーイング製品を取りそろえ、至福の静寂をもたらしてくれそうだ。
Domaine Le Mouflon d’Or 1泊料金: US$ 363〜

森林に覆われた急峻(きゅうしゅん)な山々に細長く入り込む、光り輝く海の入り江にあるノルウェーのフィヨルド。ここは、美しく、穏やかでありながらも野生的な魅力を持ち、国の宝ともいえる自然の絶景が広がる。フィヨルドと同じ名の丘の上に位置するのが「STORFJORD HOTEL(ストルフィヨルドホテル)」だ。伝統的なノルウェー建築で建てられたダークウッドの建物群が並び、山岳ロッジの魅力と高級ホテルの利便性を兼ね備えている。
草に覆われた屋根と丸太の壁が温かく迎え入れてくれる空間が広がり、居心地の良い家具やアンティーク、アート作品が並ぶ。ラウンジや図書室、30の客室とスイートルームに、シックで素朴な雰囲気を醸し出している。客室は淡い木材の壁に彩られ、窓には可愛らしいタータン柄のカーテン。松のフローリングには厚手のカーペットが敷かれており、居心地の良い温かな雰囲気だ。

「ストルフィヨルドホテル」は、ノルウェーらしい滞在がかなうのが特徴。冬にはダウンヒルスキーやアルペンスキー、フィヨルドでのクルーズや釣り、カヤック、サイクリング、北欧の野生生物観察など、多彩なアウトドア活動を楽しめる。さらには、森を見渡すスパでリラックスできるトリートメントも用意されている。

レストランでは、スカンジナビアの有名シェフが腕を振るい、地元の旬の食材や、土地と水から生まれる料理を提供。北欧の先住民族が使用してきた移動式住居であるラヴヴ(テント)の中で直火を使って調理する北欧グルメを堪能できる。
客室は30室(うちスイート20室)。ノルウェーの雄大な自然、そして、温かいもてなしと洗練された快適さを求める旅人にとって、忘れられない滞在となるであろう。
Storfjord Hotel 1泊料金: €305~
text: Tomoko Komiyama
五感を満たす旬の料理でおもてなし。隠れた名所、奥日光へ「ザ・リッツ・カールトン日光」
深川窯への起点となる長門湯本温泉に、新たなホテル「SOIL Nagatoyumoto」が開業
ルレ・エ・シャトー https://www.relaischateaux.com/us/
リンクを
コピーしました