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フレンチシェフの技が光る究極のキャベツ料理、シュー・ファルシー世界大会・日本地区代表が決定

フランス・リモージュを拠点とする磁器ブランド、ベルナルドが主催する第2回シュー・ファルシ世界大会 日本地区決勝大会が開催された。6人のファイナリストによる白熱の戦いの結果、優勝者は「ルグドゥノム ブション リヨネ」の佐合夏海葵氏に決定。秋の世界大会に日本地区代表として出場する。

“キャベツの肉詰め”を意味するシュー・ファルシは、キャベツの葉に肉や米、野菜などを包み煮込んだ料理のこと。もともとはフランス中南部オーベルニュ地方の郷土料理で、17世紀には偉大なるシェフたちが王宮の美食家をうならせるべく味や美しさを競い合い、宮廷料理としても親しまれていた。

近年、シンプルながらも滋味豊かで料理人の技術やクリエイティビティが光るシュー・ファルシの人気が再燃。ベルナルドの主催により、シュー・ファルシのチャンピオンシップを決定する世界大会が2024年からスタートした。

本大会のルールはキャベツを必須食材とし、それ以外の食材は比較的自由だが、一部トリュフなどの食材は使用することができない。また重さにも規定があり、世界大会では完成時の重量が1.6kg~2kg(日本大会では1.2kg〜2kg)。冷製ではなく温めて食べるものに限られる。

3月10日に行われた第2回 シュー・ファルシ世界大会 日本地区決勝大会には、事前予選を勝ち抜いた6人のファイナリストが集結。審査委員長のジョエル・ロブション総料理長 関谷健一朗氏が率いる審査員チームの厳正な試食審査の結果、「ルグドゥノム ブション リヨネ」の佐合夏海葵氏が優勝。「セルリアンタワー東急ホテル オールデイダイニング かるめら」の岡田知樹氏が2位、「グランドプリンスホテル高輪 パミール宴会調理」の宮武秀和氏が3位に輝いた。優勝した佐合氏は、11月にリモージュで開催される第2回世界大会に出場する。

左から〉ジョエル・ロブション総料理長 関谷健一朗氏、優勝した「ルグドゥノム ブション リヨネ」佐合夏海葵氏、フランスから来日したベルナルド代表取締役社長、ミシェル・ベルナルド氏。

“キャベツの肉詰め”というシンプルな料理をいかに美味しく、そして美しくクリエイトするのか。ひとつの皿に表現された料理人のこだわりと、シュー・ファルシの奥深い魅力に注目したい。

text: Tomomi Suzuki

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