会員数1万人を超える業界トップ規模のオンラインサロンを運営する河村真木子さんの人気連載「河村真木子のリアル人生相談」。第16回は、株式会社dr365 代表取締役の三上大進さんとの特別対談。気の許せる友人同士であり、ビジネスの相談もしあえる仲だというお2人。リーダーとして歩んできた道のりや、「これからのリーダー像」に迫る。
――仲の良い友人同士のお2人ですが、ビジネスパーソンとしてはお互いどんな印象をお持ちですか?
三上大進(以下、三上):真木子は有言実行型で、目標がとてもクリア。「経済知識を分かりやすく伝えたい」「オーガニックフードを日本中に広めたい」「炭酸パックで肌を良くしたい」というテーマを唱え続けているんです。ぶれない強さと影響力が彼女のリーダーシップの真髄だなと思います。
河村真木子(以下、河村):大ちゃんは、私たちの仲間内でも特に勝機を捉えることが上手くて、「今だ!」というビジネスチャンスを瞬時に見極める力がある。第六感なのか経験からくるものなのか分からないけど、チャンスを逃さず、真面目に走れる。
三上:ふざいけているようで、意外に真面目です(笑)。
河村:SNSなどでは「大ちゃん」という愛称で、おもしろくて可愛いイメージがあるけど、ビジネスパーソンとしての経験や知識という土台があって、実直にビジネスを進めていく力も併せもっているよね。
三上:それは真木子も同じことが言えます。彼女は裏表がなく、フォロワーさんや応援してくれる方に対しても嘘がない。もう「全部見て~!」って、意見が違っても上等って(笑)。それが信頼を集める理由で、常に「サロメ(サロンメンバー)さんたちがどう思うか?」を考えてるよね。
河村:たしかに、私はサロメさんたちのリクエストに応えたい、守りたいという気持ちが原動力。
三上:その熱意が伝わるからこそ、スタッフも全力で応える。時に無理難題を投げ込むこともあるけど、私利私欲ではなく「サロメさんのため」というのが分かるから、周囲も動かされるんだよね。
河村:急に難題投げ込むね(笑)。
三上:(麻布十番祭りの)屋台メニューがほぼ決まっていたのに、突然「これ、しょっぱい!」「これだとサロメさんががっかりする!」って言いだして(笑)。でもその信念と経験が、真木子の芯の強さとなり、多くの人の信頼を集めているんだと思います。
――リーダーシップを発揮する上で意識していることはありますか?
河村:じつは、前職の金融企業にいた頃は、「良いリーダーじゃない」とよく言われていたんです。営業成績はいつも最高評価だったのに、リーダーシップは低くて。いわゆる従来型の威圧的なリーダーにはなれず、自分なりのスタイルを模索し、フラットなリーダーというか、サポーターのような形にしていったんです。
でも最近、AIエンジニアで2024年の東京都知事選に立候補した安野たかひろさんとの対談で、今はドヤ系リーダーは求められていないと気づきました。安野さんがご自身のことを言った「合気道のようなリーダーシップ」、他人の力を活かしつつ自分の力も引き出すスタイルが、自分にも近いと感じました。
三上:私は会社員時代、上司や社長が遠い存在で働いていたんです。距離がある分、承認に向けて準備を頑張れるという良さもあったんですが、風通しや意見を通すとなると弊害になっていて。今の自分のオフィスでは、社長室はなく、フリーアドレス制にしています。全員が同じ視点で課題を共有できるようになり、解決が早くなったんですよね。
だから、リーダーシップというのは「変容」だと思っています。「俺についてこい」的なリーダーシップが必要な組織やフェーズもあれば、それが通用しない場面もある。組織や状況に応じて柔軟にスタイルを変え続けることが大事だと感じています。
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