京都・かき氷が最も美味しい時期しか作らない澤屋の「粟餅氷」【町家宿おかみの、たびする京都くらす京都。】

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2021.08.07

京都・かき氷が最も美味しい時期しか作らない澤屋の「粟餅氷」【町家宿おかみの、たびする京都くらす京都。】

京都・洛北、紫野にある町家宿「karigane(かりがね)」。昭和初期に建てられた京町家をリノベーション、町家のたたずまいはそのままに、細部までこだわった内装で訪れた人を温かく迎え入れる。2017年の開業以来、和の情緒を満喫できる宿として人気だ。そんな「karigane」を夫とともに営む下岡莉香さんが、四季折々の京都の表情をスケッチします

5 代将軍綱吉の時代に創業

京都の夏が最も暑くなるのは 8 月の上旬。うんざりしてしまう暑さが続く中、立秋と聞くと「この気温で、どこが秋なの」と思うのも私だけではないはず。しかし、厳しい暑さも上旬まで、あとは徐々に気温が下がってゆくと考えれば、夏が去る前にしておきたいことを思い出すものです。

粟餅所・澤屋(あわもちどころ・さわや)さんの粟餅氷(あわもちごおり)はそんなときに思い出す筆頭株。北野天満宮の門前にあり、5 代将軍綱吉の時代に創業。名物の粟餅は長細い形をしたきな粉と、丸い形のあんこがセットとなり、味比べを楽しめます。昔ながらに注文が入ってから仕上げられる粟餅は、ほのかに暖かく、驚くほど柔らか。

澤屋さんへは北野天満宮の大鳥居より西へ
粟も、いまは珍しいものとなり、値段は餅米のなんと三倍にもなるそう
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