日本三御湯(みゆ)で伊達政宗の粋に浴す「界 秋保」

「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、日本各地の名湯そして自然を楽しみながら、その土地に根付く独自文化や伝統をモダンな解釈で味わう、星野リゾートの温泉宿ブランド「界」。皇室ゆかりの湯「日本三御湯」として古墳時代から続く伝統を誇る秋保温泉に新たな施設「界 秋保(あきう)」が登場した。

「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、日本各地の名湯そして自然を楽しみながら、その土地に根付く独自文化や伝統をモダンな解釈で味わう、星野リゾートの温泉宿ブランド「界」。皇室ゆかりの湯「日本三御湯」として古墳時代から続く伝統を誇る秋保温泉に新たな施設「界 秋保(あきう)」が登場した。
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「界」ブランドとして宮城県初、東北エリアでは2施設目、全国では23施設目となる「界 秋保」。4月25日、日本が誇る名湯の地に待望の開業を果たした。JR仙台駅から車で約30分。杜の都・仙台の奥座敷と呼ばれる秋保温泉のなかでも、奥まった場所に佇む。名取川の渓流沿いのひときわ自然豊かなエリアで、春と初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の景観が迎えてくれる。

コンセプトは「彩りの渓流で伊達なひととき」。仙台藩主・伊達政宗公が広い視野で繁栄をもたらし、斬新かつ芳醇な「伊達な文化」を育んだこの地で、自然を愛でつつ「宮城の粋」を体感できる。
「界」は、地域の文化に触れるご当地部屋が特徴だが、秋保では「紺碧の間」が用意されている。名取川の峡谷「磊々峡(らいらいきょう)」が、かつて「紺碧の深淵」と称されたことに着想を得たもので、インテリアの碧(あお)が窓の外の移ろいゆく絶景を生きたアート作品のように縁取り、贅沢な空間を生み出す。部屋に配された淡い緑の「仙台ガラス」や伝統工芸品の「白石和紙」も旅を豊かに彩ってくれる。

地域の恵みと言えば食。先付けや、酢の物・八寸・お造りを盛り合わせた「宝楽盛り」は、大名の食事をイメージした脚つきのお膳で登場。山海の幸、日本有数の米どころから着想を得た特別会席の「牛の山海俵鍋」は、俵型にした牛肉をトリュフを浮かべた出汁にくぐらせ、雲丹を添えていただく。ご当地食材を味わい尽くせるメニューが嬉しい。

また、「界」といえば、地域の伝統文化や工芸と触れ合える「ご当地楽」も見逃せない。ここで体験できるのは「伊達な宴」。政宗公は礼儀作法を重んじ、酒席を通して人間性と精神性を高め、豊かな時間を過ごすことを大切にしていたという。そこで、紺地に金の円が輝く軍旗のモチーフが目を引く空間で、土地の歴史に耳を傾け、宮城の地酒で乾杯できる宴が用意されている。

より気軽に「伊達な文化」に親しむなら、渓流に面した「せせらきラウンジ」へ。トラベルライブラリーと足湯付きテラスが併設された四季の風景を楽しむ空間だ。
肝心の温泉だが、泉質は「ナトリウム・カルシウム-塩化物泉」。よく温まり湯冷めしにくいので心身の疲れをゆっくり癒やせる。抗菌作用、肌のバリア機能を高める作用もある成分を豊富に含む美肌の湯としても人気だ。
その土地を五感で楽しむことこそが旅の醍醐味にして今を最高の瞬間に変えるコツ。それが叶う「界 秋保」へ、ぜひ。

移ろいゆく自然を体感できるラウンジに付けられた「せせらき」とは、浅瀬に水が流れる音を表す古語。また、「瀬々」という言葉には、「浅瀬」以外に、「その時々」という意味も。草花、飲食、能、音楽に造詣が深かった政宗公も和歌で詠んだ言葉とされることから、この空間ではゆかりのある花が飾られ、奏でられる楽器の演奏に耳を傾けながら、地元のワインや季節のドリンク、仙台藩の時代から続く仙台駄菓子などを楽しめる。



満天の星が広がる沖縄・小浜島の夏夜に、ととのうサウナ体験
1日1組限定。茶事を現代流に解釈した「星のや東京」の新緑アフタヌーンティー
「界 秋保」
住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元平倉1番地
料金:1泊 ¥31,000~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)
tel:050-3134-8092(界予約センター)
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiakiu/
【雑誌『marie claire』のPDFマガジンダウンロードページ】
©︎marie claire/text: Jun Makiguchi
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