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「界 加賀」に“金継ぎ工房”がオープン! 伝統とモダンが息づく温泉旅館

“王道なのに、あたらしい。”をテーマに、星野リゾートが全国で展開する温泉旅館ブランド「界」。金沢から特急で約30分の山代温泉にある「界 加賀」は、老舗旅館の歴史を受け継ぐ、加賀の伝統と文化、モダンな感性が共存する魅惑の温泉旅館だ。加賀友禅や加賀水引をちりばめた客室、九谷焼と加賀の美食のマリアージュ、迫力の加賀獅子舞の演舞など、“ご当地”の魅力が満載。

加賀の伝統とモダンで粋なおもてなし

紅殻格子が美しい「界 加賀」
紅殻格子が美しい「界 加賀」

趣のある山代温泉街を歩いていると、紅殻格子(べんがらごうし)から漏れ出る美しい光に目を奪われる。「界 加賀」の前身は1624年創業の「白銀屋(しろがねや)」だ。魯山人をはじめとする多くの文化人が好んで逗留したという。その老舗旅館の歴史を受け継いだ、フロントホールを含む伝統建築棟と茶室は国の登録有形文化財でもあり、唯一無二の風情を感じる。

加賀の伝統工芸品と出会う“ご当地部屋”

ご当地部屋「加賀伝統工芸の間」
ご当地部屋「加賀伝統工芸の間」
九谷焼の客室表札
九谷焼の客室表札

長い歴史の中で、加賀は多くの伝統と文化を今につないできた。客室は全室、地域の伝統と魅力を詰め込んだご当地部屋「加賀伝統工芸の間」だ。(※客室によって意匠は異なります)

ローベッドやソファで寛ぎながら部屋を見渡すと、“加賀百万石”と言われた江戸時代に花開いた数々の伝統工芸の品がちりばめられていることに気づくはず。

客室に備えられた茶器セットは、日本を代表する色絵陶磁器の九谷焼。鮮やかな色彩と繊細な絵柄の茶器が、とびきり特別なティータイムを演出。

加賀水引や加賀友禅が彩る客室
加賀水引や加賀友禅が彩る客室

寝室のパネルやベッドライナーに用いられているのは、三大友禅の一つである加賀友禅だ。落ち着きのある独特の色味と写実的で精緻な絵柄が美しい。さらに、艶やかさと深みのある色合いが魅力の山中漆器は客室の壁掛けとして配されるなど、見どころは尽きない。

結納飾りや祝儀袋などお祝い事に欠かせない水引も、加賀の伝統工芸品。「加賀伝統工芸の間」では、客室障子や小物としてさりげなく取り入れられている。

フロントホールにある加賀水引のオブジェは金沢の牡丹雪をイメージ
フロントホールにある加賀水引のオブジェは金沢の牡丹雪をイメージ

加賀水引の特徴は、立体的なフォルムに仕上げる華やかな結びで、「界 加賀」でゲストを迎えるフロントホールでも、その伝統技術を用いた壮大なオブジェを見ることができる。

伝統建築棟にあるフロントホールは、枠の内という伝統的な建築方法で建てられている。太い大黒柱と大きな丸太梁を、金物を一切使用せずに組み上げていて、現代では同じ材料で再現することが難しいのだとか。歴史ある建造物に漂う静粛な雰囲気に、ゲストは特別な滞在を予感する。

露天風呂付き客室
露天風呂付き客室

全48室のうち、18室は温泉露天風呂付きの客室だ。テラスに備えられた露天風呂で、心地よい風に吹かれながら、プライベートな湯浴みを満喫して。

関連情報
  • 「界 加賀」 
    住所:石川県加賀市山代温泉 18-47
    電話:050-3134-8092(界予約センター) 
    客室数:48室・チェックイン15:00/チェックアウト12:00 
    アクセス:加賀温泉駅よりタクシーで約10分/小松空港より車で約30分
    料金:1泊 ¥31,000〜(2名1室利用時1名あたり、サービス料込・税込、夕朝食付) 
    https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikaga/


     


    「金継ぎ工房」
    時間:【見学】15:00〜17:30/【金継ぎいろは】15:30〜30分間
    定員:【金継ぎいろは】6名
    対象:宿泊者、12歳以上を対象
    予約:【金継ぎいろは】当日、現地フロントにて予約
    料金:無料
    詳細:https://hoshinoresorts.com/ja/sp/kaikaga_kintsugi/


     

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