ダイエットにもおすすめ! 朝に食べたい“臓活”お粥レシピ

美、健康、若さの三位一体の実現には、五臓のバランスと活性化、すなわち“臓活(ぞうかつ)”が重要、と解く北京中医薬大学医学博士の尹生花(いんせいか)先生。その尹先生が今年1月に発売したレシピ本「まいにち臓活おかゆ」が、瞬く間にダイエッターや美容フリークたちの間で関心を呼んでいる。そんな話題の著書から、マリクレール読者にとっておきのお粥レシピをセレクトして教えてくれた。
美、健康、若さの三位一体の実現には、五臓のバランスと活性化、すなわち“臓活(ぞうかつ)”が重要、と解く北京中医薬大学医学博士の尹生花(いんせいか)先生。その尹先生が今年1月に発売したレシピ本「まいにち臓活おかゆ」が、瞬く間にダイエッターや美容フリークたちの間で関心を呼んでいる。そんな話題の著書から、マリクレール読者にとっておきのお粥レシピをセレクトして教えてくれた。
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「中医学における五臓とは、肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん)を指します。美・健康・若さを保つのには、この五臓を活性化するために栄養を送る、胃の力を保つことも肝心です。ですから毎日の食事による臓活法がとても大切なのです」と尹先生。
尹先生が考案した臓活お粥とは、五臓の機能を活性化する中華がゆのこと。
「人間のカラダに必要なエネルギーを蓄える貯蔵庫である腎が冷えると、冷えやむくみ、認知機能にも関わってきます。ひいては成長や生殖にも影響するので、寒い季節には特に腎ケアがマストです」
そこで、血や潤いを補う黒い食材や水分代謝を促す海老やセロリ、カラダを温めるラム肉などを合わせたお粥をセレクト。
「滋養強壮に効く食材をじっくり煮込んだお粥は、胃腸にやさしい上に栄養を吸収しやすいのがメリットです」
日本人にとって、お粥は具合が悪いときに食べるもの、というイメージが先行しがち。でも、尹先生の故郷、中国では、普段の朝食の定番メニューなのだそう。
「さらに、五臓六腑の活動が最大限になる朝の時間帯にとり入れることもポイントですね」とも。
食材と時間を味方につければ、老廃物のデトックスも期待できるそう! 尹先生自身も毎朝食べているという臓活お粥。まずは1か月、毎日の朝ごはんにとり入れてみない?
「セロリと海老のもち米お粥」
「脾と腎を活性化させると、体にたまった余分な熱と水分が取りのぞかれて、体が軽くなってすっきりした気分を味わえるはず。腰痛の人にもおすすめ!」(尹先生)
<材料(2人分)>
もち米 75g
セロリ 35g
むき海老 10g
塩 小さじ1/4
ごま油 少々
水 700ml
<作り方>
①もち米は洗い、たっぷりの水(分量外)を入れて一晩、浸水させ、ざるに上げる。
セロリは薄切りにする。むき海老は背わたを取り、食べやすい大きさに切る。
②鍋にもち米、セロリ、水を入れて中火にかける。沸騰したら、へらで鍋底をこそげるように混ぜ、吹きこぼれないよう蓋をずらして、時々かき混ぜながら弱火で20分煮る。
③むき海老を加えて10分煮て、塩を加えて味をととのえる。器に盛り、ごま油をかける。
『まいにち臓活おかゆ』(世界文化社)¥1,650
https://www.amazon.co.jp/dp/4418233008/
北京中医薬大学 医学博士
尹 生花(いん・せいか)先生
ホリスティックビューティーの先駆者として「体の内側と肌の相関関係」を数字で解明。美容ジャーナリストから女優、モデルなど多くの著名人のかかりつけサロン「BHY」代表。著書に「まいにち臓活おかゆ」(世界文化社)、「あなたが「やってはいけない」ダイエット」(小学館)、「みんなの臓活」「みんなの臓活トレーニング」(ともにワニブックス)などがある。
◎臓活についてもっと知りたい方は、尹先生のInstagram(@seika_yin)にて開催中のライブカウンセリングに参加してみて。お申込みはbhy.hp.peraichi.com/liveまで。
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