キャサリン妃が200年前にタイムスリップ⁈参加したパーティは「ブリジャートン家」の貴族の世界
2022.5.29
エリザベス女王の代役をウィリアム王子が務める形で開かれたバッキンガム宮殿主催のガーデンパーティ。ホスト役をしっかりとこなす王子の傍には、完璧なコーディネートに身を包んだキャサリン妃の姿があった。
2022.5.29
エリザベス女王の代役をウィリアム王子が務める形で開かれたバッキンガム宮殿主催のガーデンパーティ。ホスト役をしっかりとこなす王子の傍には、完璧なコーディネートに身を包んだキャサリン妃の姿があった。
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エリザベス女王の代役として、今年3度目にて最後となるバッキンガム宮殿でのガーデンパーティで、各界からの招待客をもてなしたウィリアム王子。ロングジャケットにダブルブレストウエストコート、さらにトップハットとロイヤルガーデンパーティには欠かせない伝統的な正装で現れたウィリアム王子の横には、春らしいドレスを纏ったキャサリン妃の姿が。
その2人の装いは、まさにNetflixで配信中のドラマ「フリジャートン家」の世界さながら。19世紀初頭のロンドンを舞台に名門貴族、ブリジャートン家の物語を描いた、この人気ドラマでもしばしば、正装したロイヤルたちが集うパーティの模様が描かれている。今回、約8,000人のゲストを招待し、開かれたガーデンパーティには、ウィリアム王子とキャサリン妃のケンブリッジ夫妻に加え、エドワード王子とソフィー妃も出席した。
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パーティといえば、注目が集まるのがキャサリン妃の着こなし。この日の彼女は、「ブリジャートン家」に登場する女性たちが好んだエンパイアラインではなく、ハイネックのドレスをチョイス。春らしいブルーグリーンのドレスは、ドレスメーカーによってキャサリン妃のために作られた一点もので、2019年のチャールズ皇太子の立太子50年記念の式典のときにも着用したものだ。そのドレスに同じ色のファシネーター(リボンやレース、羽根などをあしらった装飾性の高い頭部の装身具)、足元には「ジミー チュウ」のパンプスを合わせた。さらにキャサリン妃がさしていたクラシックな日傘も印象的。隙のない完璧なコーディネートに身を包んだキャサリン妃の姿を愛おしそうに見つめるウィリアム王子の視線も実に微笑ましい。
このガーデンパーティはイギリス王室の歴史において「社交界にデビューしたばかりの女性たちが出席する発表会の代わり」として存在していた。最も現在では、何らかの形で社会に貢献した人々が招待されることが多いよう。今回は英国空軍の軍人やホロコーストの生存者などが出席し、キャサリン妃らと談笑を楽しんだ。
This article was published marieclaire.com
translation: Tomoko Kawakami
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