生誕100年！ 今振り返るピエール・カルダンのデザイン　プロダクト編

カルダンブランドの自動車は、AMC、スバッロ、キャデラックの3社から

最初にリリースしたのはアメリカAMC社から1972年に発売された「ジャベリン」。2020年に公開された「ライフ・イズ・カラフル！ 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」のP.デビッド・エバーソール監督、トッド・ヒューズ監督も所有している。その後、1975年にスイスのスバッロ社から「スタッシュ・ピエール・カルダン」、1978年にキャデラック社から装飾デザインを担当した「エヴォリュシヨン」が限定300台発売された。

カルダンデザインの飛行機は、ビジネスジェット

こちらは1980年に登場した、カナダのアトランティック航空のビジネスジェット機「ウエスト・ウィンド」。カルダン氏はラグジュアリーなこの飛行機の内外装のデザインを手掛けた。

着せている服にもピエール・カルダンのタグつきだった人形

日本の玩具メーカー、ツクダオリジナルから発売された「カルディネット」と名付けられたファッション人形。着用させている服は全てオートクチュール仕立てで、オンワードが制作を担当。全部で6種類リリースされた。