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「ルイ・ヴィトン」がマイアミでショーを開催。ヴァージル・アブローが手がけたコレクションに世界中が涙

世界中に衝撃を与えたヴァージル・アブローの逝去から2日後の11月30日(現地時間)、「ルイ・ヴィトン」は、ヴァージルが手がけたメンズ・コレクションのランウェイショーをマイアミで開催した。

11月28日に41歳の若さで、癌のため亡くなったヴァージル・アブロー。自身のブランド「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」の創業者で、「ルイ・ヴィトン」のメンズアーティスティック・ディレクターを務めていた。

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「ルイ・ヴィトン」は、ヴァージル急逝の衝撃のニュースから2日後の11月30日に、マイアミでメンズ・コレクションのランウェイショーを開催。このショーは、6月に発表された2022年春夏メンズ・コレクションに新たなルックを加えたスピンオフショーで、もともと準備されてきたものだったが、ヴァージルの逝去によって、彼の人生とレガシーにオマージュを捧げる壮大なショーとなった。

会場には気球が浮かび、ランウェイには紙飛行機のオブジェ、ドローンが描く「Virgil was here(ヴァージルはここにいた)」という文字、花火などの演出が、ヴァージルの純真なクリエーションへの想いを表現。ちりばめられたフライト”のモチーフには、「社会の習慣にとらわれる前の若い人々に、可能性という概念を注ぎ込み、自由な発想をうながす」というヴァージルのメッセージが込められているという。

「ルイ・ヴィトン」の代表取締役会長兼 CEO マイケル・バーク氏は、ショーの開催に際し、「ヴァージル・アブローは、大切な友人であり、偉大なコラボレーター、天才的なクリエイター、先見者であり、そして創造的な破壊者であるだけでなく、現代における最高の文化的コミュニケーターの1人でした。ヴァージルは次世代への道を切り拓きました。彼は慈悲と情熱と共に献身的にコミュニティを支持し、不可能はないという信念を持つ永遠の楽観主義者でもありました。私たちルイ・ヴィトンは、ヴァージルの精神を尊重し、想いを引き継ぎ、マイアミでの最後のショーで彼のレガシーに誇りを持って賛辞を送ります」とメッセージを述べた。

マイアミで発表された2022年春夏コレクションのスピンオフショーで新たに登場したルック
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ルイ・ヴィトン クライアントサービス/0120-00-1854


 

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  • photos: ©️LOUIS VUITTON


     

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