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パリはファッションの季節【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】

2025-26年秋冬パリ・ファッションウィーク(パリコレ)が3月3日から始まりました。11日までの期間中、公式スケジュールで100余のブランドが最新作をショー形式やプレゼンテーションなどで発表します。この期間はファッション関連のイベントも行われています。ファッションだけでなく、街で見かけた面白いモノやコトをつづっていきます。今回はDAY 1。

デビューコレクションから10シーズン目のCFCL

CFCL

ポンピドゥー・センターに 隣接するIRCAM (フランス国立音響音楽研究所) で、ランウェイショーを発表しました。階段を下っていくと(かなり深く)、大きなスペースが。ファッションショーの会場はかなり多彩ですが、こんな場所もあるのかと、ちょっとびっくり。

©︎CFCL Inc.

デビューコレクションから10シーズン目を迎えたCFCLはコンピュータープログラミングによるニットウエアを生み出し、その可能性を「研究」し続けているブランドです。

今回もその可能性をさらに広げた印象があります。大胆なヘリンボーンを再生ポリエステルとウールで表現したり、ストライプが広がっていく様子をショッキングピンクと赤で表現したり。技術の凝縮もさることながら、着る人にとっての新鮮な感覚や楽しさがある服だなあと思います。だからこそ、今、人気のブランドとなっているのでしょう。

©︎CFCL Inc.

また、サウンドアーティストの細井美裕さんがCFCLの衣服の製造工程をたどって音を採取し、再構築したメカニカルでリズミカルな音楽作品が立体的な音響でランウェイに響き渡りました。

古書店にお洋服?

パレ・ロワイヤル近くの「ギャルリー・ヴィヴィエンヌ」といえば、1823年に作られたパサージュ(アーケード)で、パリで最も美しいと言われていています。そして、1970年にデザイナー高田賢三さんがパリで初めて店を開いた場所でもあります。

このパサージュには、パリで最も古いと言われる書店のひとつ、ジュソーム書店があります。古書や希少本を扱っており、店内は長い歴史を感じさせる重厚な雰囲気です。

パリに来るたび、仕事がスタートする前に時差ぼけを解消と歩き周りますが、必ず立ち寄るのがここ。

エコール・ド・キュリオジテ

いつもはウインドーにさまざまなテーマで本が飾られていますが、この日はなんと服が展示されていました。作家の原田マハさんとデザイナーの伊藤ハンスさんによるブランド「ÉCOLE DE CURIOSITÉS(エコール・ド・キュリオジテ)」の2025-26年秋冬ものです。新しい服と書店がこうした形で融合するとは。テーマ等についてはまた後日。

エコール・ド・キュリオジテ

店内では、この春夏物のポップアップをしていました。「ÉCOLE DE CURIOSITÉS」はどこか古いものと合う雰囲気があると思っていましたが、まさにそれが目の前にありました。

日本茶を入れるなら、ボルヴィック

海外出張のお供といえば、日本茶のティーバッグです。私はコーヒーや紅茶より日本茶派。でも、フランスのミネラルウォーターは硬水が多いため、緑茶が茶色くなって味も変わり、正直言って、あまり美味しくありません。そのことを長年フランスに住む友人に話したところ、「日本茶を入れるなら、ボルヴィック」と教えてくれました。ボルヴィックは軟水です。スーパーで早速買ってきて、入れてみました。おいしい! 出張のたびにおいしい日本茶が飲めないのが悩みの種でしたが、これで解消!

ちなみに写真右はミネラルウォーターの「バドワ」。微炭酸のミネラルウォーターですが、微炭酸です。炭酸が強すぎないので、おすすめです。

text: 宮智 泉(マリ・クレールデジタル編集長)

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