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【メットガラ2024】ベストルックを一挙公開! ゼンデイヤは豪華2パターンを披露

2024年5月6日(現地時間)米ニューヨーク・メトロポリタン美術館(通称MET)のコスチューム・インスティテュートが開催する特別展のオープニングイベント「メットガラ」が開催され、豪華セレブが集結。今年のドレスコード「The Garden of Time(時間の庭)」はイギリスの小説家J. G.バラードの同名の短編小説にインスパイアされたものということで、セレブたちがどう解釈するかに注目が集まった。マリ・クレール インターナショナルのアメリカ版デジタル記事よりお届け。

この夜のお気に入りルックのすべてをご覧あれ。

メットガラ2024のレッドカーペットが正式に終了したところで、今回のテーマである「時間の庭」を支持し、祝福するために、メトロポリタン美術館の階段にあふれたトップクラスのセレブたちの最高のファッションを私たちは見てきたばかりだ。今年の特別展『Sleeping Beauties: Reawakening Fashion(眠れる美への追憶──ファッションがふたたび目覚めるとき)』では、400年にわたるファッションの歴史を通して集められたアーカイブ・ファッションが紹介される。

「トム・ブラウン」の3Dプリントのバラのドレスを着用したジジ・ハディッドのように、ドレスコードを文字通りに受け取ったゲストもいれば、METの今回の特別展のテーマにインスパイアされた抽象的なアプローチをとるゲストもいた。米版『Marie Claire』では、この夜のファッショナブルな共同ホスト、ゼンデイヤ、ジェニファー・ロペス、バッド・バニー、クリス・ヘムズワースの4人に特に注目していた。

映画『チャレンジャーズ』のプレスツアーを終えたばかりのゼンデイヤは、テニスコアルックから一転、ブルーとグリーンを基調とし、ブドウがあしらわれたダークロマンティックなドレスに身を包み、鳥の形をしたピアスを肩の上に飾った。彼女はこの日のビューティトレンドである妖艶なゴシックメイクで、ファシネーター(英国発祥のヘッドドレス ※編集部注)をアクセサリーに。それは、彼女がセカンドルックに着替え、ヴィンテージの「ジバンシィ」で再登場するまでのことだった。

メットガラのベテランであり、その隙のない着こなしでいつも感動を与えてくれるジェニファー・ロペスは「スキャパレリ」のオートクチュールの特注ネイキッドドレスをチョイス。その大胆な選択により、彼女はこのベストルック・リストで上位を獲得し、恐れ知らずなファッションセンスに賞賛の声が集まった。

リアーナはインフルエンザで今年のメットガラを欠席したかもしれないが、淡いブルーのカーペットには、ベストドレッサーの歴史に名を刻む、目を見張るようなルックが他にもいくつかあった。米版『Marie Claire』によるメットガラ2024のベストルック・リスト決定版(順不同)を見るには、スクロールを続けて。

ゼンデイヤ「メゾン・マルジェラ」のクチュールとヴィンテージの「ジバンシィ」

ゼンデイヤ、メゾン・マルジェラ、メットガラ2024、MET
Maison Margiela

ゼンデイヤのゴシック調な「メゾン・マルジェラ」『アーティザナル』のドレスは、メットガラのカーペットで最初に登場した1着で、私たちの序盤のお気に入りのひとつだった。

『チャレンジャーズ』の主演俳優ゼンデイヤは、ドラマティックなドレスとおそろいのファシネーターで、この夜の序盤にカーペットに登場した一人だ。彼女はプレスツアーでのプレッピーな装いから一転、ネット上でバズった「ロエベ」のTシャツ(劇中でも使用された「I TOLD YA」とプリントされたアイテム ※編集部注)から、1999年の「ディオール」のドレスにインスパイアされた、ジョン・ガリアーノによる「メゾン・マルジェラ」『アーティザナル』のドレスに着替えたのである。

立体的なブドウから、彼女の左肩のすぐ上に舞い降りた鳥の形のピアスまで、人魚のようなドレスは、今回のメットガラのテーマの最高の解釈のひとつとして歴史に残るだろう。

ゼンデイヤは長年のスタイリストで“イメージの建築家”であるロー・ローチ(Law Roach)とこの夜のルックを作り上げ、彼女のメイク(そう、2パターンある)はシェイカ・デイリー(Sheika Daley)が担当した。ヴァンパイアのようなダークリップと赤く縁取った目元で、彼女はこの夜のゴシックメイクのトレンドの幕開けを飾っている。

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この夜、最後にカーペットに登場したゼンデイヤのセカンドルックはゲストを魅了した。ジョン・ガリアーノのアーカイブドレスと「アレキサンダー・マックイーン」のヘッドピースは拍手喝采ものだった。

私たちは、ゼンデイヤのルックの両方をこのベストドレッサー・リストの1つとしてカウントしている。というのも、この2つは同時に語らないわけにはいかないからだ。エミー賞受賞経験を持つゼンデイヤは、パーティーが終わりに近づいた頃、ジョン・ガリアーノの「ジバンシィ」時代の作品である、1996年に発表されたヴィンテージのコルセットドレスでカーペットに再登場。またチュール素材のファシネーターを、ハットデザイナー、フィリップ・トレイシーが2000年「アレキサンダー・マックイーン」のためにデザインした、ブーケのようなヘッドピースに交換した。

さらに彼女は、より繊細で優美なルックのためにメイクも変更。ダークなリップの代わりに、よりソフトなピンク系のヌードカラーを使い、おそろいのピンクのチークを頬骨の高い位置になじませ、後光がさしているかのように目元を輝かせた。

ジェニファー・ロペス「スキャパレリ」オートクチュール

今夜のチャリティーイベント(メットガラはメトロポリタン美術館に付属するコスチュームインスティテュートの利益のために開催されている ※編集部注)の共同ホストの一人であるジェニファー・ロペスは「スキャパレリ」のダニエル・ローズベリーによる、宝石のように輝くカスタムメイドドレスで登場。

このドレスは裾まで覆うように拡大させた4枚の蝶(ちょう)の羽にインスピレーションを得ている。ジェニファーはスタイリストのロブ・ザンガルディ(Rob Zangardi)とマリエル・ハーン(Mariel Haenn)とともに、この作品づくりにかかわった。作業に800時間以上を費やし、250万個のシルバーのビューグルビーズを使用しているが、その仕上がりは空気のように軽やかに見える。彼女と同じくらいまばゆいダイヤモンドジュエリーは、「ティファニー」の『ブルー ブック コレクション2024』のもので、なんと75カラット以上の価値あるダイヤモンドだ。ローズゴールドのサテンパンプスとゴールドのクラッチバッグが、ルックを引き締めている。

ジジ・ハディッド「トム・ブラウン」

ジジ・ハディッド、トム・ブラウン、メットガラ2024、MET
THOM BROWNE

ジジ・ハディッドの「トム・ブラウン」のカスタムドレスは、昨年の「ジバンシィ」のヴァンパイア風な作品とは打って変わってロマンティックだった。メットガラで初めて「トム・ブラウン」を着用したジジは、長年のスタイリストであるミミ・カットレル(Mimi Cuttrell)とともに、裾に鮮やかな黄色の花がししゅうされたオフショルダーのドレス作りにたずさわった。このガウンは70人以上によって、すべて手作業で、13,500時間を費やしたと報じられている。

テイラー・ラッセル「ロエベ」

テイラー・ラッセル、ロエベ、メットガラ2024、MET
LOEWE

俳優テイラー・ラッセルは、彼女にぴったりフィットするように3Dプリントされたウッド調ボディス(コルセット風の上半身部分 ※編集部注)が特徴的なロエベのカスタムドレスで、メットガラ・デビューを飾った。そのボディスには複雑な花柄があしらわれ、ドレープの入った白いスカートと長く伸びたトレーンへとつながっている。

「私はいつも木になりたかったの」と、テイラーはニューヨークのこの会場に登場したとき、ジョークを飛ばした。このドレスが私たちのリストの上位にあるのは、ロエベの作品の多くがそうであるように、今回もまた、すべては見かけ通りにはいかないというアイデアで勝負しているからだ。それこそが面白さである。

ラナ・デル・レイ「アレキサンダー・マックイーン」

ラナ・デル・レイ、アレキサンダー・マックイーン、メットガラ2024、MET
@AlexanderMcQueen

音楽フェス「コーチェラ」で2週連続ヘッドライナーを務めたばかりの歌手ラナ・デル・レイは、今年のメットガラで「アレキサンダー・マックイーン」のドレスを選んだ。このドレスは、浮世離れした要素(柔らかなドレープが入ったシフォンのフードのようなヘッドピース)と構築的なコルセット、そして裾に向かう枝のような模様が見事なまでに調和している。セレブスタイリストのモリー・ディクソン(Molly Dickson)が、この夜のスタイリングを担当した。

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