なぜ、デザイナーはいつも同じものを着るのか?
2023.12.19
2023.12.19
[INDEX]
カール・ラガーフェルドは2011年、『インデペンデント』紙に、同じシャツを1000枚以上所有していることを明かしている。
トミー・ヒルフィガーは最近、自身のワードローブは50枚の白いTシャツ、50本のチノパンツ、50本のジーンズ、25足の白いスニーカーで、グレーとブルーのスーツに黒か茶色の靴を合わせていると『ザ・タイムズ』紙に語った。「僕のルックはかなり退屈なんだ!」とその時彼はジョークを飛ばした。
マイケル・コースも同じく、彼の永遠の黒いルックについて語っている。彼は『タイム誌』で、ブレザー、Tシャツ、そしてパンツを組み合わせた永遠の黒いルックの理由を述べている。
「私はみんなが何を着るべきかを考えることに人生を費やしている。その結果、私が一番考えたくないことは、朝何を着なければならないかということです」と彼はメディアに語り、自信と快適さを感じられる服装を持つことが、この職業における真のゲームチェンジャーであると強調した。
トム・フォードはというと、毎日大胆な新しい服装を考え出すエネルギーがないだけだという。「まるでブティックで働いているかのような服装をしていると感じることはよくあるけれど、自分自身のために新しいスタイルを生み出す力がないんだ。そして、それが自分に合っているのだとわかっている」とUS版『ヴォーグ』で語っている。
それはシックで実用的な自動記述法のようなコーディネート術であり、ルックが精神的な重荷になるのを避けるためであり、時には注目の争奪戦に悩まされるファッション業界において、ある種の慎重さを求める気持ちと結びついている。
「黒は謙虚でありながら傲慢(ごうまん)でもある。黒は怠惰であり、易しいけれども神秘的でもある。しかし、何よりも黒はこう言っている『私はあなたを困らせない – 私も困らせないで』と、ヨウジ・ヤマモトは考えていました」
マルタン・マルジェラは、究極の仕事着として白いスモックを選ぶことで、匿名化されたデザイナーという特異なコンセプトを確立した。その幽霊のような存在は服の純粋で、素朴で完全な状態に譲るべきだとしていた。
This article was published marieclaire.fr
リンクを
コピーしました