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「ロレックス」が支援する海洋保護プロジェクト「ミッション・ブルー」とは?

世界的な腕時計ブランド「ロレックス」が伝説の海洋探検家シルビア・アールと取り組む海洋保護プロジェクト「ミッション・ブルー」。それぞれの土地に暮らす人々、そして地域社会とともに、海の健全性と地球の未来を守る活動が続いている。

普遍的なデザインと高い性能で、世界中の人々から圧倒的な支持を集める腕時計ブランド「ロレックス」が、積極的に環境保護活動に取り組んでいることをご存じだろうか?

次世代に向けて地球を守り、引き継ぐために尽力する探検家や科学者、起業家などを支援している「ロレックス」は、環境保護への取り組み「パーペチュアル プラネット イニシアチヴ」を行っている。

ロレックス
現在87歳のシルビア・アールが、外来種などの流入や漁業活動によって海洋生態系への被害を受けるようになったガラパゴス諸島の調査をはじめたのは1966年。以来、地域社会や研究パートナーらとともに保護活動を続けている

主に3つのプロジェクトからなる「パーペチュアル プラネット イニシアチヴ」のひとつで、海洋保護活動に取り組んでいるのが「ミッション・ブルー」だ。この活動の創設者で、「ロレックス」がパートナーシップを結んでいるのが、アメリカの海洋探検家であり海洋生物学者のシルビア・アール。彼女は、「ロレックス」がさまざまな分野で卓越した才能を持つ人々を“テスティモニー”と称し、その活動をサポートしているうちの一人で、両者の関係は1982年以来、40年以上の長きにおよぶ。

海洋探検のパイオニアとして半世紀以上にわたり活動を続けてきたシルビアのミッションは海の立場で考え、探検し、研究し、そして海洋の健全性を守ること。「私たち人間は昔、海はとても広大だから自分たちが破壊することなどあり得ないと思っていました。ほんの数十年で私たちは地球の生態系を乱してしまったのです。生態系は複雑につながっていて、人間は今やっとその重要性に気づきました」とシルビアは話す。

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彼女は「ミッション・ブルー」の活動を通して、環境汚染が原因で危機に晒されている海洋生物を保護するように地域社会や政府に働きかけ、「ホープ・スポット」と名付けた海洋保護区を設定。2030年までに世界の海の30%の保護を目指している。現在、北大西洋にあるサルガッソ海、コスタリカのオサ半島、ガラパゴス諸島、沖縄・辺野古の大浦湾一帯など、認定された保護区は140を超える。また、「ホープ・スポット」の探査・保護とともに、海の真の価値について世界中の人々に理解を促す啓蒙活動も行っている。

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新たなデータを収集し、好機やハードルを見極めるため、昨年、2週間にわたって行われた調査では最先端の研究船「アルゴ」や潜水艇「ディープシー」が活躍した

南米大陸から遠く離れた太平洋上に位置するため、固有の豊かな生態系が育まれてきたガラパゴス諸島は、「ミッション・ブルー」プロジェクトで最初に認定された「ホープ・スポット」のひとつだ

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ガラパゴス諸島のアオウミガメ
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壮観なサンゴ礁を探査するシルビア・アール

お問い合わせ先

「ミッション・ブルー」の詳細は以下のサイトへ
https://www.rolex.org/ja/environment/mission-blue

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