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マクシミリアン・デイヴィスによる「フェラガモ」2ndシーズン。50年代のハリウッドスターが着想源【2023年秋冬コレクション】

マクシミリアン・デイヴィスは「過去から未来へと受け継がれる家宝のような存在にしたいと思いました」と語り、アーカイブのバッグやシューズを再解釈したアイテムを今季も発表。シーズンを重ねるごとにバリエーションを増やし、デザインも進化している。

アーカイブから抜粋したエキゾチックなプリントは、スキャンしたものをわずかに歪(ゆが)ませながら、シアリングやレザー、ポニースキンのアクセサリーにスクリーンプリントされて登場。

1956年に18Kゴールドで製造されたきらびやかなアーカイブシューズは、スティレットのキックヒールを思わせるスクエアなフォルムや、トップハンドルバッグのストラップに配されたツイストロープといった、キーとなるディテールを残して復活。さらに、1998年春夏コレクションのハンドバッグのシルエットは、新しいプロポーションでハードウェアとの新たな組み合わせにより再構築された。アイコンバッグの”Wanda(ワンダ)”も様々な姿で新登場。

マクシミリアン・デイヴィスが持つ「フェラガモ」のレンズを通して、異なる時代や映画の美学を再考することで、真のモダニティを見い出すことができることを証明した今シーズン。次はどんなステージを見せてくれるのか、ますます期待が高まっている。

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