女子サッカー人気、急上昇! 英国で盛り上がる女性ファン文化を徹底検証
2025.8.20
2025.8.20
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今年、女子スポーツのファンにとって「現地観戦する」ことは、単にチケットを購入すること以上の意味を持っている。彼らは試合に合わせて旅行を計画し、公式グッズを買い込み、スタジアムやパブ、SNSをチーム愛であふれさせ、一部のファンはチームを応援しに行くために計画全体を組み替えている。
Visaのデータによると、UEFA女子ユーロ2025の最初の1週間だけで、スイスの国際的な消費は前年比27%増となった。チューリヒやバーゼルなどの都市では、観光客数が2桁増を記録し、レストラン、小売、エンターテインメントでの支出が急増した。女子サッカーは単なる情熱ではなく、経済的な力となりつつある。そして、その原動力はファンたちなのだ。
その波及効果は海外だけにとどまらない。英国内でもファンたちは応援する気持ちをファッションで示している。eBayによると、7月はクロエ・ケリー、ローレン・ヘンプ、ルーシー・ブロンズといった選手たちの検索数が大幅に増加した。そしてライオネシスのユーロ優勝を受け、その関心はさらに高まり、決勝戦後の数日間で「Lionesses」の検索数が1250%増加し、優勝当日には「England football shirt(イングランドサッカーユニホーム)」がeBayのコレクターズアイテムカテゴリーで最も検索されたフレーズになった。
ユーロへの誇りか、アイコン的な選手の応援か、あるいは単にムーブメントに参加するためなのか、ファンの応援活動は試合会場だけにとどまらず、私たちのグループチャット、フィード、そしてワードローブにも広がっている。
「こんなにも素晴らしい大会の思い出として、ライオネシスのユニホームを手に入れざるを得ませんでした」と「Her Game Too」のCEO、カズ・メイ氏は語る。「次回彼女たちの試合を観戦する機会があれば、絶対に見逃さないようにします」
メイ氏はスイスまで旅行した数千人のファンの一人だった。「雰囲気は最高でした。ファンゾーン、マーチングバンド、スタジアムまでのファンウォーク、そして満員のスタジアム」と彼女は語る。「故郷のパブでも、特に決勝戦(スペインと対戦し、同点となり、PK戦で勝敗が決まった)は同じくらい熱狂的でした。すべてのテーブルが予約で埋まり、クロエ・ケリーが決勝のPKを決めた瞬間、人々は『Sweet Caroline』(イングランドサッカーファンに人気の米歌手ニール・ダイアモンドの曲で、男子サッカー代表などの試合でもこの曲で勝利を祝うのが定番)を歌い始めたのです。これは、女子サッカーがどれほど進歩したかを実感する瞬間でした」
元女子代表選手でコメンテーターのカズ(カレン)・カーニー氏も、その意見に同意している。「私たちが目にしている驚くべき活躍は、ピッチ上の選手たちだけではない。毎試合、ファンがもたらすエネルギーは、まさに驚異的です。この大会は、かつてないほどレベルを引き上げています。また、その影響はサッカーだけにとどまりません。Visa のデータによると、前回大会に比べ、より多くのファンがチームを応援するために旅行し、消費しています。これは、昨夜の試合(決勝戦)のような手に汗握る接戦が、ファンの参加と情熱を掻き立て、女子サッカーの人気を高め続けていることの証明です」
この祝福と熱意、コミュニティーの融合が、観客の力によってリードされるスポーツの新時代を後押ししている。
This article was originally published by Dionne Brighton on Marie Claire UK
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