オイル美容で内側からサビないからだづくりを【ナタリーの日仏ビヤンネートルのすゝめ Vol.42】
2022.7.17

心と体を心地よく、美しい状態にするフランス式ライフスタイル「ビヤンネートル(Bien- être)」をキーワードに、日仏美容家のナタリーが今気になるコスメをナビゲート。 今回はイン ナーケアにこだわる女性は必見のオイルについて。
2022.7.17
心と体を心地よく、美しい状態にするフランス式ライフスタイル「ビヤンネートル(Bien- être)」をキーワードに、日仏美容家のナタリーが今気になるコスメをナビゲート。 今回はイン ナーケアにこだわる女性は必見のオイルについて。
“脂質は太る”といわれていたのは昔の話。近頃は日本でも“良質なオイルを摂る”という習慣が当た り前のようになり、そのバリエーションも豊かになってきました。
オイルを選ぶ条件として欠かせないのは、必ず良質なものを選ぶということ。肌のうるおいやバ リア機能、さらには女性ホルモンのバランスや腸内環境を整えるなど理由はさまざまあります が、最近重宝しているのが熱を加えても酸化しにくいという「カメリナオイル」です。
日本でも少しずつ人気を高めているカメリナオイルは、カナダのケベック州で自然栽培さ れたアブラ菜科“カメリナサティバ”の種子からつくられます。製造する工場では太陽光発電も併用 しながら、コールドプレス製造で丁寧に圧搾されています。特筆すべきは、熱調理に使用しても酸化しにくいということ。
一般的にオメガ3オイルは加熱すると、栄養素が低下したり、酸化により過酸化脂質という成分が発生するといわれてい ます。カメリナオイルは、そのまま楽しむのはもちろん、天然抗酸化成分が豊富なため加熱調理でも活用できる安心なオイルとし て、キッチンで大活躍しています。
日本にこのオイルが上陸したのは2015年のこと。アスリートのマネジメント経歴を持つオーナー が、遠征先のカナダでパフォーマンス管理の一つとして出合い魅了されたのがカメリナオイルだっ たそう。こちらのオイルは、他のオイルに比べてオメガ3、ビタミンEやポリフェノールが豊富なのが特徴。オメガ 3は脳細胞を構成する物質の70%を占め、人体の細胞を司る組成といわれていますが、人の体から 作り出すことができないため食事から摂る必要があります。
私は調理の際はもちろん、ホールフードという観点からも安全な未精製オイルなのでサラダのドレッシングとして毎日取り入れています。青っぽさもないの でティースプーン1杯をそのまま摂る、あるいは朝のプロテインに混ぜることもあります。
マリ·クレールをご愛読の皆さんも、サラダやパン、そして調理用など、シーンによってオイルを 使い分けているという方もきっと多いと思います。ぜひ、新たなオイルの選択肢として注目してみ てくださいね。
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株式会社ブルージュール·ジャパン/042-703-6547
公式ホームページ
https://camelinaoil.shop/
ナタリー(Nathalie)
一般社団法人日仏ビヤンネートル協会代表。モード系美容誌編集を経て独立後、日本とフランスのライフスタイルを融合したオリジナルのビューティメソッドや、海外トレンドを踏まえた美容情報を執筆中。レインボータウンFMのラジオ番組「Nathalie’s Beauty Talk」では第1土曜と第2木曜にフランスの最新美容情報などを紹介。
https://institut-du-bienetre.com/
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