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精油の恵みを感じる至福のボディ&フェイシャルトリートメント【ナタリーの日仏ビヤンネートルのすゝめVol.20】

心と体を心地よく、美しい状態にするフランス式ライフスタイル「ビヤンネートル(Bien-être)」をキーワードに、日仏美容家のナタリーが今気になるコスメをナビゲート。第20回は、年末の疲れをリリースするスパトリートメントについて。

誕生から40年を迎えた英国発のオーガニックコスメブランド「ニールズヤード レメディーズ」から、ホリデーシーズンにぴったりな贅沢な限定トリートメントが登場。早速、サロンのある表参道店にお邪魔してきました。

ティンシャという空間に響き渡る鐘の音を聴きながら施術はスタート。深い呼吸を繰り返したあとに“フランキンセンス クレンジングクリーム”を用いたメイクオフを行うのですが、まず改めて感じたのが「ニールズヤード レメディーズ」の精油が持つ香りの豊かさ。

土壌から植物の栽培方法まで、長い歳月をかけて培われた独自のオーガニック製法で抽出された精油は濃厚で、鼻から全身にその香りが行き渡るのを感じるほど。これから始まるトリートメントへの期待が高まります。

メイクなどの汚れをスッキリ落としたらお待ちかねのボディトリートメント。セルフケアでは手の届きにくい背中を“ワイルドローズ ボディポリッシュ”でなめらかに整えたら、フランキンセンスやローズオットーなど、稀少な5つの精油を含んだオイルでマッサージ。とくに顔と体を繋ぐ肩甲骨まわりから丹念にほぐしていきます。

さらに背中や脚などは、ホットストーンを用いて各パーツを丁寧にほぐしていくのですがそのストーンの温度も、普段のお風呂に合わせて温かさを調整してくれるという気配りが。リネンも出来る限りオーガニックコットンを使用するなど、肌に触れるもの、感じるものはすべて“心地よさ”を追求して選ばれたもの。「ニールズヤード レメディーズ」ならではのこだわりを細部に感じます。

気になる手技は絡まり合った緊張の糸を丁寧に解いていくかのようなユニークなタッチ。普段はグイグイ押すタイプの施術に通うことの多い私ですが、コリは軽くなっても気持ちはどこか上の空で、心までは深いリラックスを味わえないことが多いもの。

こちらのトリートメントでは頭の芯まで疲れが吹き飛び、気づけば呼吸がとても楽になったほど。トリートメント中に熟睡してしまったのは言うまでもありませんが、その後の生活でも睡眠の質が高まり、夜はぐっすり眠れるように。自分で気づかないプチ不調をリバランスできたのも嬉しい驚きでした。

施術後は併設しているショップで丁寧なカウンセリングを受けながら気になるアイテムをお買い物するもよし、18年前からビーガン食を手がけているカフェ「ブラウンライス」でほっとひと息つくのもよし。ここが表参道であることを忘れてしまうくらい、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

昨年に引き続き、さまざまな変化を余儀なくされた2021年。プチ不調に悩む方もそうでない方も、心から寛げるひとときを過ごしてみてくださいね。

シーズナルトリートメント ホーリー & ブリスフル アロマセラピー トリートメント(ボディ&フェイシャル) 180分¥33,000

ニールズヤード レメディーズ表参道店 

住所:東京都渋谷区神宮前5-1-17 2F Tel :03-5778-3418 

お問い合わせ先

ニールズヤード レメディーズ/0120-316-999

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Profile

ナタリー Nathalie

フランス人を父に持つ日仏美容家。モード系美容誌編集を経て独立後、日本とフランスのライフスタイルを融合したオリジナルのビューティメソッドや、海外トレンドを踏まえた美容情報を執筆中。レインボータウンFMのラジオ番組「Nathalie’s Beauty Talk」では第1土曜と第2木曜にフランスの最新美容情報などを紹介。
Instagram:@nathaliesbeautybook

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