パリ生まれの『ラルチザン パフューマー』という香りの芸術【倉田真由美のBeauty Life】
1976年にパリで生まれた『ラルチザン パフューマー』が、日本に再上陸しました。表参道のブティックでは、創業当時からある伝説のフレグランスはもちろんのこと、自然の美しさにインスパイアされたユニークで芸術的な香りの世界観を堪能することができます。
1976年にパリで生まれた『ラルチザン パフューマー』が、日本に再上陸しました。表参道のブティックでは、創業当時からある伝説のフレグランスはもちろんのこと、自然の美しさにインスパイアされたユニークで芸術的な香りの世界観を堪能することができます。
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『ラルチザン パフューマー』の創始者、ジャン・ラポルトは、植物学者であり、先駆的なビジョンを持つ香りのプロフェッショナルでした。未知の香りの領域を探求することを目指していた彼は、自然界に存在するさまざまなものに目を向け、やがて「ミュール エ ムスク」という香りを誕生させます。それまでは背景的要素として使われるにすぎなかったブラックベリーを、世界で初めて主役にしたこのフレグランスは、またたく間に人々の心を捉え、その名を揺るぎないものにしたのです。

アール・ヌーヴォーから着想を得た1976年当時のフレグランスボトルの美しさについても、多くの人が称賛。その20年後には、現在もメゾンのシグネチャーとなっている7面体のシリンダーボトルが誕生。自身を「調香師兼デコレーター」と称していたジャン・ラポルトのディテールへのこだわりとエレガンスは、ボトルをはじめ、ブティックの洗練されたインテリアや香りのオブジェにも反映され、フレンチメゾンならではの美しい暮らしの流儀、アール・ド・ヴィーヴルとは何かを私たちに教えてくれます。

ブランド創立時から愛され続ける「ミュール ド ムスク」を有する「アンソロジー コレクション」は、自然の美しさを捉え、ひとつの原料にスポットライトを当て、その素材の魅力をストレートに具現化したコレクションです。花の女王であるローズへの賛美を表現した「メモワール ド ローズ」、狂気のリキュール、アブサンに使われるニガヨモギを使ったスパイシーな「フー アブサン」など、着眼点がニッチでユニーク。ここでしか出会えない香りにあふれています。

また、生涯において数えきれないほどの旅をしたジャン・ラポルトの過去への記憶を幻想的に捉えた「オニリック コレクション」からは、新しい香り「ラ セレモニー ドゥ ロンソン」が登場。ペッパーとシダー、インセンスをブレンドした香調は、時間と空間を超え、肉体と精神を包み込むような神秘的なもの。誰かのためではなく、自分自身と深く向き合うためにつけたい香りといえるでしょう。

オードトワレだけでなく、日々の暮らしの中で香りを楽しむキャンドルや「ラ ブル ランブル」と呼ばれるクリスタル化したポプリのようなルームディフューザーなども豊富な『ラルチザン パフューマー』。アール・ド・ヴィーヴルの片りんに触れることで、香りとともに暮らすコツやアイデアが浮かんでくるようです。
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ラルチザン・パフューマー
https://www.artisanparfumeur.com/jp/ja/
Instagram: @lartisanparfumeur
倉田真由美(くらた・まゆみ)
35年以上のキャリアを持つ美容ジャーナリストの草分け的存在。女性誌の美容ページや新聞のコラムなどで執筆する傍ら、美容やエイジングケアにまつわる講演などで活躍。
Instagram:@mayumikurata_beauty
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