×

注目のベストセラー小説から古典の名作まで! 小説が原作の2026年公開映画&ドラマ作品13選

Netflix映画『あなたとわたしの夏の旅』1月9日(金)より世界独占配信

メーガン妃とヘンリー王子が米作家ジャスミン・ギロリーの恋愛小説『The Wedding Date(原題)』の映画化を発表して注目を集めたように、ハリウッドは書籍の映像化の話題でもちきり。米SF作家アンディ・ウィアーの大ベストセラーが原作の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が3月20日に、北アイルランド出身の小説家マギー・オファーレル著『ハムネット』の映画化作品が4月10日に、日本でも公開が決定しているのをはじめ、2026年も書籍の映画・ドラマ化作品が目白押しのようだ(一部日本公開未定)。マリ・クレール インターナショナルのオーストラリア版デジタル記事よりお届け。

世の中には2種類の読者がいる。TBRリスト(To Be Readの略で、読みたい本のリストのこと)を一つずつ着実に消化するタイプと、リストを作っては頻繁に無視して、また別のロマンタジー(ロマンスとファンタジーを融合させた小説)シリーズに手を出すタイプだ。

私は後者だが、それでもリストの神聖さは大切にしている。

この投稿をInstagramで見る

Marie Claire Australia(@marieclaireau)がシェアした投稿

新年を迎えた今こそ、読む気のない本を手放し、2026年話題の新刊や必読書を選ぶ絶好の機会だ。

TBRリストを厳選するにあたって(私の意見では)、ハリウッドの注目を集め、映画やドラマ化が確実視されている傑作から始めるのが最適だ。何と言っても、映画(あるいはドラマ)を見る前に原作を読むべきなのは周知の事実だから。

そこで、2026年に公開が予定されている最高のドラマ・映画化作品を以下に紹介する(公開日などの情報は2026年1月5日時点)

『あなたとわたしの夏の旅』

この投稿をInstagramで見る

Netflix US(@netflix)がシェアした投稿

映画化ラッシュの2026年の先陣を切る本作は、今後もたくさん予定されている米人気作家エミリー・ヘンリーの映像化作品の第1弾だ。「友達から恋人へ」と発展する王道ラブストーリーの現代版である『あなたとわたしの夏の旅(原題: People We Meet On Vacation)』は、長年休暇をともに過ごしている親友のポピーとアレックスを中心に展開する。ある悲惨な旅行をきっかけに彼らの習慣は終わりを迎えるが、2年後、ポピーは壊れた関係を修復するため、最後の旅行を提案する。

原作:エミリー・ヘンリー『あなたとわたしの夏の旅』上・下巻(扶桑社)
主なキャスト:ポピー役を米俳優エミリー・ベイダーが、アレックス役を英俳優トム・ブライス(2023年公開作『ハンガー・ゲーム0』主演)が演じる。サラ・キャサリン・フック、ジャミーラ・ジャミル、モリー・シャノン、ルーカス・ゲイジらも出演。
公開日:2026年1月9日、Netflixにて配信開始

『嵐が丘』

2026年最も期待される作品の一つが、エメラルド・フェネル監督・脚本による『嵐が丘(原題: Wuthering Heights)』の映画化だ。原作は愛、執着、階級、復讐を描いたゴシック文学の古典である。陰鬱(いんうつ)な孤児ヒースクリフと主人公キャサリン・アーンショウの激しく破滅的な関係を追う物語だ。2人の愛は嫉妬、残酷さ、そして心に取り憑くような余韻に満ちており、世代を超えて響き渡る。映画版については、予告編からフェネル監督特有の退廃的で刺激的な美学が明かされており、原作の直接的な翻案というよりは、「インスピレーション」として扱われていることを示唆している。

原作:エミリー・ブロンテ『嵐が丘』(岩波文庫など)
主なキャスト・スタッフ:エメラルド・フェネル監督、キャサリン役はマーゴット・ロビー(2023年『バービー』など)。ヒースクリフ役はジェイコブ・エロルディ(2025年『フランケンシュタイン』など)で、少年期をオーウェン・クーパー(2025年Netflix『アドレセンス』)が演じる。
公開日:2026年2月27日全国ロードショー

『分別と多感』

ダッシュウッド家の姉妹、エリナーとマリアンが愛と喪失、社会の期待、経済的苦境を乗り越える英古典小説の名作『分別と多感(原題: Sense and Sensibility)』。ヒュー・グラント、ケイト・ウィンスレット、エマ・トンプソンが出演した1995年公開の映画『いつか晴れた日に』や数々のテレビドラマ版に続く、新たな映像化は著名な豪ベストセラー作家ダイアナ・リードが脚本を担当した。

原作:ジェーン・オースティン『分別と多感』(ちくま文庫など)
主なキャスト・スタッフ:ジョージア・オークリー監督。エリナー役をデイジー・エドガー=ジョーンズ(2024年『ツイスターズ』など)、マリアン役をエズメ・クリード=マイルズ、エリナーと引かれ合うエドワード・フェラーズ役をジョージ・マッケイが演じる。
公開日:日本未定(海外では2026年9月11日劇場公開)

『56日間』

ロマンティックなサスペンス・スリラー『56日間』が原作のドラマシリーズ『56 Days』は、スーパーマーケットで偶然出会ったオリバーとシアラを描く。2人はまたたく間に激しく燃え上がる恋に落ちるが、56日後、殺人課の刑事たちがオリバーのアパートに踏み込むと、残酷に殺害され、意図的に腐敗させられた遺体が発見される。

原作:キャサリン・ライアン・ハワード『56日間』(新潮文庫)
主なキャスト:主演は米俳優ダヴ・キャメロン(ディズニーチャンネル・オリジナル・ムービー『ディセンダント』シリーズなど)とカナダ出身アヴァン・ジョーギア(2010〜2013年ドラマ『ビクトリアス』など)だ。
公開日:2026年2月18日(水)Prime Video独占世界同時配信(全8話)

『マーゴのマネートラブル』

『マーゴのマネートラブル(原題: MARGO’S GOT MONEY TROUBLES)』は、予期せぬ妊娠で突然シングルマザーとなり、経済的苦境に直面した若き大学中退者、作家志望のマーゴ・ミレットを描く。彼女は家族関係、野心、自己発見を模索しながら、オンライン上のペルソナ構築を含む、独創的で型破りな手段で生計を立てようとする。

原作:Rufi Thorpe『MARGO’S GOT MONEY TROUBLES』
主なキャスト:マーゴ役はエル・ファニング、その母親役をミシェル・ファイファー、父親役をニック・オファーマン、マーゴと子どもの父親の仲介人役をニコール・キッドマン、その他、サディア・グラハム、マーシャ・ゲイ・ハーデン、グレッグ・キニア、マイケル・アンガラーノ、リンジー・ノーミントン、リコ・ナスティが出演。
公開日:2026年4月15日 Apple TV+にて3話同時配信開始(5月20日まで毎週水曜配信)

『ヴェリティ/真実』

この不気味なロマンス心理スリラーで、売れない作家ローウェン・アシュリーは、ベストセラー作家ヴェリティ・クロフォードの作品を完成させるよう依頼される。しかし間もなく、恐ろしい真実を示唆する隠された原稿を発見し、ヴェリティの過去について信じられていたすべてを疑わざるを得なくなる。

原作:コリーン・フーヴァー『ヴェリティ/真実』(二見書房)
※米ベストセラー作家コリーン・フーヴァーの『イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる』(二見書房)は2024年、ブレイク・ライブリー主演で映画化され、話題を呼んだ。
主なキャスト・スタッフ:マイケル・ショーウォルター監督。主演はローウェン役をダコタ・ジョンソン、ヴェリティ役をアン・ハサウェイ、ヴェリティの夫役をジョシュ・ハートネットが演じる。
公開日:日本未定(2026年5月15日全米劇場公開、オーストラリアは10月2日劇場公開)

『The Hunger Games: Sunrise on the Reaping(原題)』

映画『ハンガー・ゲーム』3部作の前日譚。24年前を舞台に第50回ハンガー・ゲーム(25年に1度行われる特別ルールのハンガー・ゲーム「クォーター・クエル」の第2回にあたる)に焦点を当てた本作は、若き日のヘイミッチ・アバーナシー(オリジナル映画ではウディ・ハレルソンが演じた)を主人公に、第12地区の仲間たちが残酷な闘技場へ送り込まれる様子を描いている。この映画化は2025年3月、米作家スザンヌ・コリンズの新著『The Hunger Games: Sunrise on the Reaping』の発売時に発表され、これまでで最も豪華なキャストが名を連ねている(オリジナル映画でカットニス役を演じたジェニファー・ローレンスとピータ役のジョシュ・ハッチャーソンが復帰することでも話題に)。

原作:Suzanne Collins『The Hunger Games: Sunrise on the Reaping』
主なキャスト:ヘイミッチ・アバーナシー役ジョセフ・ザダ、エフィー・トリンケット役エル・ファニング、レノール・ダヴ・ベアード役ホイットニー・ピーク、メイシリー・ドナー役マッケナ・グレイス、プルターク・ヘブンズビー役ジェシー・プレモンス、ワイレス役マヤ・ホーク、ビーティー・ラティエ役ケルビン・ハリソン・ジュニア、マグス・フラナガン役リリー・テイラー、ワイアット・キャロウ役ベン・ワン、スノー大統領役レイフ・ファインズ、シーザー・フリッカーマン役キーラン・カルキン、ドゥルシラ・シックル役グレン・クローズ、マグノ・スティフト役ビリー・ポーター。
公開日:日本未定(2026年11月20日全米劇場公開)

『You Deserve Each Other(原題)』

この映画化作品は2025年7月、主演のメーガン・フェイヒーとペン・バッジリーがネット上で互いをユーモラスにからかい合い始めたことで、たくみに注目を集めた。SNS上での掛け合いは、映画『You Deserve Each Other』の登場人物たちを完璧に反映していた。この本は、長い婚約期間を経て、関係が冷え込んだカップルが、お互いに結婚式をキャンセルさせようと競い合うという、機知に富んだロマンチックコメディだ。しかし、その過程で2人は、そもそも自分たちが恋に落ちた理由を再発見する。

原作:Sarah Hogle『You Deserve Each Other』
主なキャスト: ニコラス役をペン・バッジリー(2018〜2025年ドラマシリーズ『YOU−君がすべて』など)、ナオミ役をメーガン・フェイヒー(2025年ドラマシリーズ『セイレーンの誘惑』など)、その他、ジャスティン・ロング、ナタリー・モラレス、カイル・マクラクラン、アナ・ガステヤー、ティモシー・バスフィールド、ホープ・デイヴィス、デラニー・ロウ、リサ・ギルロイ、アリッサ・リンペリスが出演。
公開日:未発表(2026年予定とうわさされているとのこと)

『いつかぼくが帰る場所』

ディストピア小説『いつかぼくが帰る場所(原題:『The Dog Stars』)は、人類の大半を滅ぼした壊滅的なインフルエンザのようなパンデミックの後を生き延びるパイロット、ヒッグを中心に描かれている。犬とともに孤立して生活する主人公の日常は、謎の無線信号を受信したことで崩壊する。壊れた世界で、希望と危険、そして意味を求める旅へと駆り立てられるのだ。

原作:ピーター・ヘラー『いつかぼくが帰る場所』(早川書房)
主なキャスト・スタッフ:リドリー・スコット監督、ヒッグ役をジェイコブ・エロルディ、主人公が出会うガンマン役をジョシュ・ブローリンが演じる。その他のキャストにはマーガレット・クアリー、ベネディクト・ウォン、ガイ・ピアースが名を連ねると報じられている。
公開日:日本未定(2026年3月26日全米劇場公開予定)

『Remain(原題)』

超自然的な要素を絡めたロマンティックサスペンス『Remain(原題)』(2004年『きみに読む物語』の原作者ニコラス・スパークスの新作小説)は、悲しみにくれ、鬱病(うつびょう)に苦しむニューヨークの建築家テイト・ドノヴァンが友人の夏の別荘を建てるため、ケープコッドへと旅する姿を描いている。そこで出会った女性レンの存在が彼の整然とした生活を乱し、疑問、癒やし、そして思いがけない絆を生み出す。

原作:Nicholas Sparks『Remain』
主なキャスト・スタッフ:脚本・製作・監督はM・ナイト・シャマラン。ジェイク・ギレンホール(2024年『ロードハウス/孤独の街』など)がテイト役、フィービー・ディネヴァー(2020年〜『ブリジャートン家』など)がレン役を演じる。
公開日:日本未定(2026年10月23日劇場公開)

『Cry To Heaven(原題)』

ファッションデザイナーとしても有名なトム・フォードが監督業に復帰(2016年公開の『ノクターナル・アニマルズ』以来、10年ぶり)し、18世紀のヴェネツィアを舞台にしたこの歴史小説を映画化。ヴェネツィアの貴族とカラブリア出身のカストラート(17〜18世紀、思春期前に去勢された歌手)の人生が絡み合う物語で、政治的な陰謀、階級、社会的制約によって形作られた世界における野心、アイデンティティ、愛、芸術、そして生き抜くことを描いている。

原作:Anne Rice『Cry to Heaven』
※ヴァンパイアを題材にしたシリーズで知られる米作家アン・ライス。デビュー作『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』は1994年、トム・クルーズとブラッド・ピット主演で映画化された。
主なキャスト・スタッフ:トム・フォード監督。歌手のアデルが俳優としてデビューするほか、ニコラス・ホルト、アーロン・テイラー=ジョンソン、キアラン・ハインズ、マーク・ストロング、コリン・ファース、ポール・ベタニー、タンディ・ニュートン、ジョージ・マッケイなど、有名俳優が勢ぞろいしている。
公開日:日本未定(オーストラリアでは2026年後半に劇場公開予定)

『リマインダーズ・オブ・ヒム あなたの遺したもの』

『Reminders Of Him(原題)』は、悲劇的な事故で服役した後、刑務所から釈放されたばかりの女性、カナ・ローワンが、自分の人生を再構築し、幼い娘と再びつながりを持ちたいと願って、故郷に戻る姿を描いた作品だ。この物語は、罪悪感、贖罪(しょくざい)、許し、そして傷ついた母親が関係修復のために葛藤するというテーマを追求している。スパイスの利いたビーチで読むのにぴったりの作品であり、コリーン・フーヴァーの最高傑作のひとつといえるだろう。

原作:コリーン・フーヴァー『リマインダーズ・オブ・ヒム あなたの遺したもの』(二見書房)
主なキャスト・スタッフ:ヴァネッサ・キャスウィル監督、脚本はコリーン・フーヴァー自身とローレン・レヴィーンが担当。キャストには、カナ役のマイカ・モンローをはじめ、ティリク・ウィザーズ、ルディ・パンコウ、レイニー・ウィルソン、ローレン・グレアム、ブラッドリー・ウィットフォードらが名を連ねている。
公開日:日本未定(オーストラリアでは2026年3月13日劇場公開)

『The Love Hypothesis(原題)』

STEMロマンス(理系分野の女性を主人公とした恋愛小説)の女王と呼ばれる小説家、アリ・ヘイゼルウッドの初の映像化作品が『The Love Hypothesis』だ。物語は生物学の博士課程学生オリーブ・スミスが、気難しいが天才的な教授アダム・カールセンと偽りの恋愛関係を結ぶところから始まる。便宜上の取引として始まった関係は、正反対の2人が惹かれ合い、境界線が曖昧になり、秘密が明らかになるにつれて、次第に意味深いものへと発展していく。原作小説(『スター・ウォーズ』のカイロ・レンとレイの関係についてのファンフィクション)に詳しい人にとっては、キャスティングの背景には深い意味がある(『スター・ウォーズ』でカイロ・レンを演じたのはアダム・ドライバー、レイを演じたのはデイジー・リドリーで、今回アダム役を演じるトム・ベイトマンと実生活で結婚している)。

原作:Ali Hazelwood『The Love Hypothesis』
※米を拠点とするイタリア人作家アリ・ヘイゼルウッドはもともと神経科学の教授。本作はファンフィクションの投稿サイトで公開していた作品をもとに、商業小説化されたとのこと。
主なキャスト:リリ・ラインハート(2017〜2023年ドラマ『リバーデイル』など)がオリーブ役(製作総指揮も兼任)、トム・ベイトマン(2017年映画『オリエント急行殺人事件』など)がアダム役を演じる。
公開日:現時点で公式発表はない。(撮影は2025年半ばに開始され、2026年の劇場公開およびPrime Videoで配信される可能性が高いと報じられている)

※(   )内編集部注

translation & adaptation: Akiko Eguchi

映画『プラダを着た悪魔』続編の撮影がドルチェ&ガッバーナのリアルなショーで行われ、話題沸騰!
『ブリジット・ジョーンズの日記』最新作がついに公開! 主演レネー・ゼルウィガーが語る、今の時代こそブリジットが必要な理由

関連情報

リンクを
コピーしました