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プレゼンテーションは楽しい【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】

2025-26年秋冬パリ・ファッションウィークが3月3日から11日まで開催されました。期間中、公式スケジュールで100余のブランドが最新作をショー形式やプレゼンテーションなどで発表。この期間はファッション関連のイベントも行われました。ファッションだけでなく、街で見かけた面白いモノやコトをつづっていきます。今回はDAY 4。

クロエ

2023年10月、クロエのクリエイティブ・ディレクターにシェミナ・カマリが就任してから、人気はうなぎのぼり。「クロエ・ウーマン」が見事にアップデートされています。今回もヒッピー風のスタイルが数多く登場。フェイクファーなどをアクセサリーにまで巧みに、そしてふんだんに使っています。ベルトには大ぶりのゴールドのバックルなど、目を引くデザインも。デザイナーの得意とする繊細なレースを使ったドレスなども、現在の「クロエ・ウーマン」を形作るスタイルとなっています。これらのレースのドレスはほんとにきれい! また、かつて一世を風靡(ふうび)したバッグ「パディントン」も復活! クロエは勢いづいています。

ショーメ

ショーメの「Bee de Chaumet」のプレスプレビューへ。場所はヴァンドーム広場です。ショーメを代表するコレクションのひとつで、ミツバチにまつわるモチーフからインスピレーションを得たハニカムの輝きがまぶしい「ビー マイ ラブ」が進化して、「Bee de Chaumet」へ。その新作が紹介されました。ミツバチもハニカムのモチーフも、ショーメのアイコン。普遍的なモチーフが現代的にどんどん進化していくようです。輝きもまた格別。

ショーメ
ショーメ
ショーメ

ジュエリーはもちろんですが、印象に残ったのが、ショーメのみなさんが着用していたデニムのジャケット。かわいいハチの刺しゅう入りで、思わず写真を撮らせていただきました。

ショーメ

ちなみに、この場所はかつて作曲家のショパンが住み、そして最期を迎えた場所で文化遺産となっています。

ディオール(ファインジュエリー)

凱旋門を横目で見ながら、ディオールのファインジュエリーと時計のプレゼンテーションへ。ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌが手がけるジュエリーは色がたくさん使われ、心はずむデザインです。

また、バラの花にオマージュをささげ、茎を抽象的なデザインに落とし込んだ「ボワ ドゥ ローズ」もモダンな美しさがあります。

ランチミーティング

ランチ

ファッションウィークの期間中、マリ・クレールインターナショナルのメンバーとのランチミーティングは定例となりました。みんなショーや展示会を巡っているので大忙し。時間を合わせるのは至難の業。今回は次に行く展示会への道のりを考えて、左岸の7区で。おいしいレストランやカフェが集まる商業施設「ボー・パッサージュ」にあるシーフードレストラン「Mersea」に行きました。さくっと食べられる、この店の看板メニューのフィッシュ・アンド・チップスを注文。脂っこくなく、おいしかった。

ランチ

時間に余裕があったので、おなじ敷地内にある「ピエール・エルメ」のサロン・ド・テへ。ここでは、飲み物とマカロン2個のセットを選び、最近の各国の取り組みやファッション界をめぐる状況などについて話し合いました。

この「ボー・パッサージュ」は、左岸の人通りの多い地域にあるにもかかわらず、緑がいっぱいで、しかも静か。ショー会場の喧騒(けんそう)を忘れそうな雰囲気でした。

ロジェ・ヴィヴィエ

いつも豪華なロジェ・ヴィヴィエのプレゼンテーション。今回はバラがテーマでした。毎回登場する巨大な靴のオブジェは、わきにある豪華なフラワーアレンジメントも負けそうなほどの迫力と大きさです。パラの花のモチーフも、目の覚めるようなピンクや黄緑などのサテンと組み合わせることでひときわ目立ちます。

ロジェ・ヴィヴィエ

また、ブランドに欠かせない職人さんたちの仕事ぶりも見ることができました。この職人さんたちもとってもすてきでした。

text: 宮智 泉(マリ・クレールデジタル編集長)

パリの会場は多彩【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】
各ブランドが個性を発揮【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】

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