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9月16日いよいよ発表! エミー賞で大注目の今観るべき海外ドラマ3選

いよいよ日本時間の9月16日(月)に授賞式が迫ったエミー賞。エミー賞とは、米国テレビ界の“アカデミー賞”ともいわれる最高峰の賞。今回は、海外ドラマに興味はあるけど何を観たらいいかわからない......というあなたに今、世界が大注目するアツい海外ドラマをご紹介。ドラマ界の歴史が変わるかもしれない瞬間を一緒に心待ちにしよう。

最多25ノミネートで歴史的大快挙! 真田広之がハリウッドに本気で挑んだ時代劇ドラマ『SHOGUN 将軍』

『SHOGUN 将軍』ディズニープラスの「スター」で全話独占配信中
mままrまるま©2024 Disney and its related entities Courtesy of FX Networks

エミー賞史上最多の11人の日本人がノミネートされ、本年度最多25ノミネートという歴史的快挙を成し遂げたことで今大注目されているドラマが、日本の徳川家康をはじめとした歴史上の人物にインスパイアされた“関ヶ原の戦い”前夜を舞台にした『SHOGUN 将軍』だ。日本ではディズニープラス「スター」にて全話独占配信中。

ドラマシリーズ部門にて作品賞・主演男優賞・主演女優賞・監督賞など、主要部門を含む最多25ノミネートを記録した。 主演男優賞に真田広之、主演女優賞にアンナ・サワイ、助演男優賞に浅野忠信と平岳大、他スタッフが数多くノミネートされ、歴史的快挙となる史上最多11人の日本人が候補入りし、もし受賞すれば日本人としては史上初となる賞も多い。

ハリウッドによる壮大で圧倒的な世界観で描かれる戦国スペクタクル・ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』は、配信開始から6日間で全世界900万回再生(*注1)を記録し、スクリプテッド・ゼネラル・エンターテイメント・シリーズ作品としてはディズニープラス史上歴代 No.1に。その大ヒットを受けてすぐさまシーズン2と3の開発に着手したことが発表されている。ほとんど日本語で展開されるドラマが、これほどまでに世界で注目されているのは一体なぜだろうか?

その理由は、主演・プロデューサーを務める真田の信念にあるかもしれない。1600年の日本を描くにあたり、とにかくリアリティを追求したと語る真田。彼はこれまで多くのハリウッド映画で日本人役を演じてきたが、そのどれもがリアリティとはかけ離れていた。凝り固まったステレオタイプで描かれる日本の姿に違和感を感じている観客も少なくないだろう。

そんなハリウッド映画業界の中でも真田は「日本の文化を正しく世界に紹介したい」という強い信念を持ち、日本の専門家たちを集め、現地の制作チームと共に衣装や小道具、伝統的な所作など細部にまでこだわって撮影に挑んだそうだ。その結果、ようやく正しい形で日本の文化を広める作品が誕生した。並々ならぬ日本への愛と信念を元に作られたこの作品が、エミー賞に輝き、ドラマ界に革命を起こすことを祈っている。

世界で2900万部売れた! 壮大すぎる中国SF小説をNetflixが実写化した『三体』

Netflixシリーズ「三体」独占配信中

ドラマシリーズ部門で作品賞を含む6部門でノミネートされたNetflixシリーズ『三体』。中国作家・劉慈欣(リウ・ツーシン)による原作がシリーズ累計発行部数2900万部を超えるほど熱狂的なファンが多いSF小説をNetflixが実写化した作品だ。ドラマシリーズ用にコンパクトになった脚本と、よりグローバルな視点でのキャスティングなどが注目され、エミー賞でも評価された。

迫り来る異星人の侵略に直面する人類を、時代・国境を超えて「ゲーム・オブ・スローンズ」の制作陣が壮大に描くSF超大作が、配信開始後、3週連続でNetflix週間グローバルTOP10(英語シリーズ)の1位を獲得し、世界93か国でTOP10入り。アニメや韓国ドラマがランキングを占める日本でも数週間にわたってTOP10入りを果たした。世界的大ヒットを受けて、すでに続編の製作も決定しており熱狂は冷めやらない。

これだけ世界的に有名な小説を原作にしているとなると、しっかりと原作を読んでから挑まなくてはならない、と感じている人も多いだろう。しかし今回ドラマ化するにあたって、世界中で配信されるグローバル作品になることから、登場人物からストーリーまで多くの変更が加えられている。

そのため、原作を全く知らない人でも楽しめる内容に仕上がっている。実は中国版実写ドラマもあるのだが、そちらは原作により忠実で全30話ある。Netflix版は全8話と非常にコンパクトなので、まずはNetflix版から『三体』の魅惑的な世界観にチャレンジすることをオススメしたい。

壮絶すぎる実体験を自分でドラマ化! ストーカーの狂気を描く『私のトナカイちゃん』

Netflixシリーズ「私のトナカイちゃん」独占配信中

最優秀リミテッド・アンソロジーシリーズ賞を含む合計11のエミー賞ノミネートを獲得し、2024年の大ヒット作の一つとして評価されているNetflixオリジナルドラマ『私のトナカイちゃん』。本作はなんと、製作・脚本・主演を担っているリチャード・ガッドの実話を基にしたストーリーだという。

ストーカー被害のきっかけは本当に些細(ささい)なことだ。パブで働く売れない芸人の主人公が、女性客にちょっとだけ親切な接客をした。それをきっかけに、その女性客が恐怖のストーカーと化していくストーリー。その女性は実は前科持ちのとんでもない人間で、職場も家も知られて毎日大量のメールで精神を崩壊させてくるのだ。

話が進むたびにエスカレートするストーカー行為にメンタルをえぐられていくサイコパスドラマかと思いきや、4話から予想外の急展開に言葉を失ってしまった……。前半と後半では、全く違う意味でゾッとする恐ろしい展開が待ち受けている。

あらゆるトラウマを追体験させられる物語であるゆえ、視聴にはご注意を。しかし、エミー賞で評価されているのも納得の、実体験だからこそのリアルな素晴らしい脚本と戦慄の演技の数々。今年最も恐ろしいドラマが観たい方はぜひ。

text: DIZ

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