隈研吾監修のホテル「バンヤンツリー・東山 京都」で、豊かな文化体験を
清水寺や高台寺にほど近い、東山の高台に位置する「バンヤンツリー・東山 京都」。ホテル内には、隈研吾氏によりデザイン監修された能舞台が併設されており、昨年8月の開業以来、訪れる人にエクスクルーシブな体験を提供している。
清水寺や高台寺にほど近い、東山の高台に位置する「バンヤンツリー・東山 京都」。ホテル内には、隈研吾氏によりデザイン監修された能舞台が併設されており、昨年8月の開業以来、訪れる人にエクスクルーシブな体験を提供している。
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客室に入ってまず目に飛び込んでくるのが、大きなヒバ風呂だ。インテリアデザイナーの橋本夕紀夫氏がデザインした客室は、大きなヒバの木のバスタブや畳のフレッシュな香り、自然の木の手触り、金箔(きんぱく)の美しさで五感が満たされる。長期滞在する人も多く、小上がりで仕事もできるよう、電源なども充実。お香の代わりに、火を使わずに香りを楽しめるアロマオイルも用意されている。

東山の霊山(りょうぜん)エリアは古来、京都の町と山の間、町の端に当たる場所で、現世と来世を隔てる結界のような場所だと言われてきた。この特徴的な立地が持つ境界性の象徴として、京都市内で唯一、ホテルの敷地内に能舞台をしつらえたという。能楽は、室町時代からおよそ650年間絶えることなく演じられてきた日本を代表する舞台芸術であり、2008年にはユネスコの無形文化遺産に登録されている。


毎月土曜に2回、京都の花街で活動する伝統芸能の継承者「芸舞妓」の舞が鑑賞できる。隈研吾氏の監修で東山の自然に溶け込み幽玄を体現する舞台は、建築としての鑑賞価値もさることながら、能楽や現代的なアートパフォーマンス、演奏の場として、訪れるゲストの記憶に残る体験となるはずだ。

割烹料理「りょうぜん」で提供される料理の品々は、京野菜や京都の味噌(みそ)、京都ならではの黒七味など調味料にもこだわり、地元の食材がふんだんに使われている。京都の清らかな軟水に合う5年熟成の利尻昆布からとったコクのある出汁に、鰹節(かつおぶし)と鮪(まぐろ)節を加えたこだわりの出汁(だし)は、深いうま味を堪能することができる。





和食の料理長が作るスイーツとセイボリーの「アフタヌーンティー」も見逃せない。和洋折衷のスイーツと和食料理店ならではの和風のセイボリーをバランスよく美しく盛り込み、繊細で上品な味わい。湯葉を揚げたラスク、豆腐をベースにした白和(あ)えといちじくの最中(もなか)、酒粕(さけかす)を使用した大福など、京都らしさを感じさせる白味噌や酒粕、紫芋や和栗など季節の素材を使って、奥深い味わいに仕上がっている。

お茶は京都・河原町の「7T+(セブンティープラス)」から京都産を含む厳選された日本全国の茶葉や中国茶、台湾茶を提供。さらに、有機農法で製造された「ART OF TEA」の茶葉や地元・京都の「小川珈琲」の無農薬コーヒーもフリーフローメニューに入っている。

選りすぐりの日本酒と独創的なカクテルを楽しみたい人は、20席の隠れ家的なバー「BAR RYOZEN」へ。ほとんど京都でしか流通しない希少な日本酒を含む30種類以上の京都の地酒とプレミアム日本酒を取りそろえており、テイスティングセットでお気に入りを探すのもおすすめ。「RYOZEN抹茶ジントニック」や「Mirinブリーズ」など、ローカル食材を使ったカクテルも人気だ。


一押しは、天然温泉を備えた「バンヤンツリー・スパ」。広々としたトリートメントルームは温泉やスチームサウナを備えており、温泉で体をあたため皮膚をやわらかくしてから施術を受けることもできる。タイのバンヤン・スパ&ウェルビーイング・アカデミーで学んだ熟練したセラピストの本格的なボディスクラブと香り豊かなマッサージオイルに癒やされながら、ぜいたくなリラクゼーションを体感できる。

世界中のバンヤンツリー・スパで使えるスパ・ギフトバウチャーを大切な人への贈り物にする人も多いという。


京都の観光エリアにありながら、豊かな自然に囲まれた閑静な空間で、豊かな文化体験がかなう。自分へのご褒美に、ぜひ訪れてみてはいかが。
text: Tomoko Hagimoto
バンヤンツリー・東山 京都
住所:京都府京都市東山区清閑寺霊山町7番地
電話: 075-531-0500
公式サイト:https://www.banyantree.com/ja/japan/kyoto
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