西海岸で巡るシネマな旅「iconicな風景 in アメリカ【シアトル編】
2024.5.31
2024.5.31
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シアトルのもうひとつのシンボルといえば、Space Needleだ。シアトルを象徴するタワーは、そのアイコニックなデザインはもちろん、アウトドアデッキとインドアスペースから街、そしてその後方にそびえるマウント・レーニア、カスケード山脈、オリンピック山脈まで、 360度見渡せるパノラミックな眺望も魅力。1962年、シアトル万国博覧会の初日にオープンして以来、街のランドマークとしてお馴染みだ。

必見は地上約158mにある円盤状の展望台と、その階下にあるThe Loupeというガラス張りの床があるフロア。ゆっくりと回転しているので、程よいスリルを味わいながらの展望が楽しい。おすすめは、同フロアにある、プロポーズの場としても人気だという「The Loupe Lounge」。21歳以上の大人だけが楽しめるナイトスポットで、特製クラフト・カクテルやタワーに乗った料理がいただける予約必至のバーだ(現在はクローズ。夏にオープン予定)。


街を代表する風景に欠かせない建造物として、映画に登場することも多いSpace Needle。エルビス・プレスリーの『ヤング・ヤング・パレード』(1963)、ウォーレン・ビーティ主演の『パララックス・ビュー』 (1974)、ケイト・ブランシェット主演『バーナデット ママは行方不明』(2019)などが撮影されている。景色としては、『オースティン・パワーズ:デラックス』(1999)などのほか、人気ドラマ『そりゃないぜ!? フレイジャー』『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』などにも登場している。

ちなみに、『グレイズ・アナトミー恋の解剖学』の舞台、グレイ+スローン病院もここから見下ろせるので、ファンの方はぜひ。
私が出会った人々は、制作から31年経った今も映画『めぐり逢えたら』を誇りに思い、街を象徴する映画として今も話題にしていた。1つの作品と街がこれほどまでに長い期間、密接に結びついているという事実、そして、自分たちの街への愛を表現できる作品があることの素晴らしさが強く感じられるシアトル滞在だった。
取材協力:ブランドUSA https://www.gousa.jp/
牧口じゅん
映画&ライフスタイル・ライター。共同通信社、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭事務局、映画専門WEBサイト編集部勤務を経てフリーランスに。女性誌、ネット系映像メディアを中心に、作品紹介、コラム、インタビュー記事などを寄稿。都内で8歳の繁殖引退犬と暮らす。
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