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<La Cuillère de marie claire style>第39回 カブと魚介のサフラン鍋

カブと魚介のサフラン鍋(c)Masaki Higuchi

【11月12日 marie claire style】寒い季節に美味しくなるカブと鱈を使い、サフランと柚子の香りでさっぱりといただける鍋。白い具材が黄色く染まり、テーブルを華やかに演出してくれます。

■ How to Cook
1.鱈は3等分に切り、熱湯にサッとくぐらせて手早く冷水にとり、水気をふく。カブは茎を3cmほど残して切り落とし、皮をむき、縦に四つ切りにする。落としたカブの茎[適量]を細かく刻む。アサリは塩水につけて砂抜きし、流水で殻をこすり洗いする。
2.鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ弱火で熱し、香りが出たらアサリと白ワインを入れ蓋をして5分ほど蒸す。アサリの殻が開いたらいったん取り出す。
3.鍋に鱈、カブ、鷹の爪、スープを入れて中火で温める。沸騰したら弱火にして3分ほど煮込む。塩、胡椒で味を調える。
4.鍋にアサリを戻し、刻んだカブの茎をちらし、柚子を薄切りにして飾る。

■ Point!
食べ終わったら、残ったスープに炊いた白米を加えて煮込み、粉チーズで仕上げる旨味たっぷりのリゾットがおすすめです。

■ 材料 2人分
・鱈[切り身]・・・2切れ
・アサリ・・・12粒
・カブ・・・3個
・オリーブオイル・・・大さじ2
・ニンニク[みじん切り]・・・1片分
・白ワイン・・・50mL
・鷹の爪・・・1本
・塩、胡椒各・・・少々
・柚子・・・1個
—スープ—
湯・・・500mL
チキンスープの素・・・小さじ2
サフラン[粉末]・・・0.5g

調理時間・・・25分[アサリの砂抜きの時間を含まず]

■プロフィール
樋口正樹(Masaki Higuchi
美大を卒業後、IT企業でデザインに従事。2008年より料理ブログを始め、独学で料理にのめり込む。11年に「kitchen studioHIGUCCINI」を設立し料理研究家として活動開始。書籍『野菜のだしで作る12ヶ月レシピ』『野菜で作るスイーツ&スナック』[ともに旭屋出版刊]、『MY FAVORITE PASTA美味しいソース、野菜いっぱいパスタレシピ』[グラフィック社刊]など発売中。

【関連情報】
樋口正樹 kitchen studio HIGUCCINI公式サイト<外部サイト>
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(c)marie claire style/recipe, photos: Masaki Higuchi

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