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「レポシ」“ペアシェイプ”10周年の新作ハイジュエリー

レポシ(REPOSSI)は、パリ・ヴァンドーム広場のブティックで新作ハイジュエリーを発表した。“ペアシェイプ”10周年を記念して、ペアシェイプへのこだわりと高度な技術を体現したジュエリーが登場した。

浮かぶように見せるレポシ独自のセッティング

1957年にイタリア・トリノで創業以来、3世代にわたるデザイナーたちがメゾンを発展させてきた歴史を持つ。2007年に21歳の若さでアートディレクターに就任したガイア・レポシは、大胆なコレクションでメゾンを一新させてきた。彼女によると、日本でもレポシの感性が受け入れられ、ビジネスは好調だという。その代表的なコレクションの一つが、2014年に発表された「セルティ・シュール・ヴィド(Serti sur Vide)」。“ペアシェイプ”にカットしたダイヤモンドやエメラルドを、独特なセッティングで浮かび上がるように見せるのが、「セルティ・シュール・ヴィド」コレクションの特徴だ。“ペアシェイプ”とは、一方の端はとがり、もう一方の端は丸みのある曲線を持つ、洋梨(pear/ペア)のようにカットされた形状のこと。メゾンが「エッフェル塔セッティング」と呼ぶ、3本の爪が宝石を背面から包み込むように支える独自のセッティングにより、前面からは宝石が浮遊するように美しく見える。

パリ・ヴァンドーム広場にあるレポシのアトリエ。平置きされた2つの模型からペアシェイプの宝石を支える構造がわかる

コンテンポラリーな新作のデザイン

今回発表されたのは、「セルティ・シュール・ヴィド」10周年を記念した新作ハイジュエリー。ペアシェイプへのこだわりと高度な技術力を体現する作品が登場した。ストーンは一貫してダイヤモンドとエメラルドを使用。ペアシェイプのメインストーンが凛(りん)とたたずむ、コンテンポラリーな雰囲気のリング、ネックレス、イヤリングがそろった。

左のリングはホワイトゴールドにダイヤモンドをパヴェセッティング(石畳のように敷き詰めるセッティング)した2列の構造をベースに、ペアシェイプのダイヤモンドやエメラルドをそれぞれメインストーンに据えた。右のリングは、2列の構造の間隔を空けて、ダイヤモンドとエメラルドの両方をメインストーンに使用。より大胆な印象だ。

ネックレスは、メインストーンにエメラルド、ダイヤモンドを使った作品がそれぞれ登場。シンプルで調和のとれたデザインが、肌の上に浮かぶメインストーンの存在感を際立たせている。

ペアシェイプのダイヤモンド4石とエメラルド2石を用いたイヤリング。右の写真のように、メインストーンのエメラルドから下に連なる部分を取り外して身に付けることもできる。エレガントなスタイルから一変、アンバランスな見た目で個性を表現することができる。

photo: ©Repossi
text: Shunya Namba @Paris Office

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