創造と職人技を極めたオートクチュール「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」が描く光と色のプリズム
2023.6.3

イタリアの即興喜劇、コメディア・デラルテのハーレークイン(道化師)の絵画からインスパイアされた「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」の最新作。ダイヤモチーフやグラフィカルなライン、カラーが織りなすファンタスティックなコレクションを、バレエダンサーでモデルの豊田遥夏が軽やかにまとい、アルマーニ流ロンドを表現。
2023.6.3
イタリアの即興喜劇、コメディア・デラルテのハーレークイン(道化師)の絵画からインスパイアされた「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」の最新作。ダイヤモチーフやグラフィカルなライン、カラーが織りなすファンタスティックなコレクションを、バレエダンサーでモデルの豊田遥夏が軽やかにまとい、アルマーニ流ロンドを表現。
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オートクチュールといえば、現在正式に名乗ることを許されているのは、フランスオートクチュール・プレタポルテ連合会(通称サンディカ)に加盟している少数のブランドのみ。1ブランドの発表点数は50体以上、コレクション後、オーダーをした顧客は2回、パリかミラノに足を運び、仮縫いをしなくてはいけない。自分だけの本物のラグジュアリーを手にするために。現在でも顧客は世界中で数百人ほどだという。限られた人達だけが身に着けることができる、世界最高峰のファッションだ。
「モード界の帝王」と呼ばれるジョルジオ・アルマーニが、オートクチュールコレクション「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」を発表するようになって18年。デビュー以来、常に最大限の賛辞を贈られてきた。
アルマーニの真に美しいものを愛する心から生まれる最高の創造性。華麗な装飾を施したファブリックを使い、最高のクラフツマンシップで作られる「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」は何年も着続けることができる唯一無二のものなのだ。
その最新作である2023年春夏コレクションの全ルックがこの度東京に到着。そこで本誌でも、アルマーニのクリエーションの真髄を探るため、特別に撮影する機会を設けた。
服は着られることによって、その魅力、すばらしさを表現できるのだというアルマーニの哲学の下、日本の若きバレエダンサーをモデルに起用。「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」とともにしなやかに舞う。(marie claire編集長 田居克人)
胸元に大輪の花をあしらったトランスペアレントなレースのブラックドレスは、ビジューのきらめきが幻想的なムードを醸し出す。シアーなドレスにダイヤ柄のパンツを重ねることで、アバンギャルドさを秘めた現代的なドレスアップが完成。
レクタングル形のスパンコールと大粒ビジューがグラフィカルに並ぶジャケットに、ターコイズブルーを合わせた華やかなパンツルック。パンツの腰から腿にあしらわれた黒のラッフルが、まるで燕尾服のように見えるデザインで、プレイフルなシルエットを楽しみたい。
ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070
【雑誌『marie claire』のPDFマガジンダウンロードページ】
©︎marie claire/photos: Yusuke Miyazaki〈SEPT〉/ hair: Shotaro〈SENSE OF HUMOUR〉/ make-up: Tomohiro Muramatsu〈SEKIKAWA OFFICE〉/ styling: Miyuki Uesugi〈SENSE OF HUMOUR〉/ model: Haruka Toyoda〈IPSILON〉/ realization: Atsuko Kobayashi
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