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「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展、2つのキーワード「日本」と「オートクチュール」をひもとく

メゾンの核を担うオートクチュールの世界に魅了

ファッション史に残る唯一無二の革命を起こした“ニュールック”の象徴“バー”ジャケットをイメージしたモノクロームの空間
photo: ©DAICI ANO

本展覧会では会場全体を通して、世界最高峰に君臨するクチュールメゾンが築き上げてきた美学を堪能することができる。エントランスを潜った最初のセクションでは、1947年のムッシュ ディオール初のコレクションで発表した“バー”ジャケットが登場。世界的なセンセーションを巻き起こしたそのスタイルは“ニュールック”と称され、メゾンの革新性を世に知らしめた伝説のアイコンだ。

ここではメゾンの原点となる“ニュールック”を紹介しながら、歴代クリエイティブ ディレクターたちによって再解釈されたモダンな作品を紹介する。

歴代クリエイティブ ディレクターによる作品を展示。写真はクリスチャン・ディオールの作品を紹介するスペース
photo: ©DAICI ANO
“舞踏会”をコンセプトに、吹き抜けのアトリウムにイブニングドレスを展示した圧巻の演出
photo: ©DAICI ANO

さらに会場を奥に進むと、曲線が美しいドレスやテイラリングのトワルが壁一面にディスプレイされた白の空間や、贅を極めた35体ものイブニングドレスが壮大なスケールで並ぶ演出など、メゾンの卓越した技術と先駆的なビジョンが堪能できる展示が次々と現れる。

「ディオール」の伝統とクリエイションに触れながら、夢の世界に没入できる絶好の機会をお見逃しなく。

「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」
アイコニックな白の布で表現されたトワルの数々。メゾンが誇る高度なクチュールを間近で体感できるセクション
photo: ©DAICI ANO
ディオール 展覧会
ウィメンズ クリエイティブ ディレクターのマリア・グラツィア・キウリによる2020年春夏オートクチュール コレクションのドレス“ニュメロ 220”
photo: ©Yuriko Takagi

【展覧会情報】
CHRISTIAN DIOR: DESIGNER OF DREAMS
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」
会期:~ 2023年5月28日(日)
休館日: 月曜日
開館時間: 10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
会場: 東京都現代美術館(東京都江東区三好4-1-1)企画展示室 1F / B2F 
観覧料: 一般 ¥2,000 / 大学生・専門学校生・65歳以上 ¥1,300 / 中高生以下無料
オンラインチケットは東京都現代美術館のチケットサイトにて購入可能 https://www.e-tix.jp/mot/
主催: 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
特別協力: クリスチャン ディオール クチュール
DIOR.COM 特設ページ https://bit.ly/3jozCTm

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