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K-POPの次は韓国インディーズが見逃せない~前編~

Spotifyのプレイリスト文化の普及によって、じんわりとリスナーの生活に根を生やしつつある韓国インディーズ。特にインディポップ、R&Bといった心地よくリラックスムード満載の楽曲たちは日本人にとっても耳馴染みが良い。ぜひチェックしてみて欲しい。

Twitterをスクロールしていると、やけに “韓国インディーズ音楽(通称:K-INDIE)” という文言を目にする機会が増えた。韓国の音楽を注意深くウォッチしている人なら、そんな感覚を持っているのではないだろうか。直近は、ファッション・ライフスタイル誌で取り上げられるケースも目立っている。多くは、コスメ、服飾、文学と一緒に、韓国カルチャーの最前線として紹介されている。

インディーズシーンを牽引する代表的なアーティスト

何から聴いていいかわからない…!そんな方の為に、韓国ではもちろんのこと、日本でも人気の高い3アーティストをピックアップしてご紹介。

(1)SE SO NEON(セソニョン)

韓国国内のみならず海外でも高い評価を受けている3人組バンド。時には力強く、時には感傷的に。女性ボーカル “ファン・ソユン” を中心に展開される多彩な表現と、ビンテージな質感が何とも心地よい。国内最大級の音楽フェスティバル・SUMMER SONIC 2019に出演歴がある他、YOGEE NEW WAVESやCHAI等、日本のアーティストとも対バンを重ねている。坂本龍一がファンを公言していることでも有名。

새소년 (SE SO NEON) ‘자유(Jayu)’ Official MV

(2)The Black Skirts(コムジョンチマ)

哀愁漂う温かみのある曲調と日常のふとした瞬間を言葉にした歌詞が共感を呼ぶ、韓国インディーズ界の至宝と称される男性シンガーソングライター。2021年6月には「EVERYTHING」の日本語詞verを提げて日本デビューを果たしたばかり。同曲のMVをKing Gnuの常田大希が主宰するクリエイティブレーベル・PERIMETRONのMargtが手がけたことで話題となった。日韓両バージョンを聴き比べてみるのも面白いかもしれない。

The Black Skirts (검정치마) – EVERYTHING (Japanese Ver.)

(3)CHEEZE(チーズ)

女性ボーカル・ダルチョンによるソロ・プロジェクト。(元々は4人組だったが、2017年から一人体制に変更。)バンド時代から際立っていた清涼感のある歌声が一般のリスナーのみならず業界内でも愛されており、様々なアーティストとのコラボやドラマのOST参加も目立つ。再生ボタンを押した途端、リスナーを青春ドラマの主人公にしてくれる、CHEEZEマジックを堪能して欲しい。

[MV] CHEEZE(치즈) _ Today’s Mood(오늘의 기분)

K-POPの次は韓国インディーズが見逃せない~後編~ではオススメのYoutubeチャンネルをご紹介。

Profile

Akari Hiroshige


1994年生まれの自称、韓国インディーズPR大使。韓国のミュージシャンや業界人を中心にインタビュー記事を多数執筆。「韓国の音楽をジャンルレスに紹介する」をモットーに、韓国インディーズ音楽特化型メディア「BUZZYROOTS」の運営やDJイベントへの出演、アーティストのアテンドなど、多岐に渡り活動中。


Webサイト:http://buzzyroots.com/


Twitter:https://twitter.com/akari_otogenic


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