【本を贈ろう】猫好きさんへ 癒やされ、飾っても美しいピクチャーブック
大切な人への贈り物。美味しいスイーツや季節の花束もよいけれど、直接伝えられない言葉をのせて、思いを届けてくれるのは一冊の本ではないだろうか。 見るだけでも心癒やされ、読んで楽しい猫のビジュアルブックを紹介する。
大切な人への贈り物。美味しいスイーツや季節の花束もよいけれど、直接伝えられない言葉をのせて、思いを届けてくれるのは一冊の本ではないだろうか。 見るだけでも心癒やされ、読んで楽しい猫のビジュアルブックを紹介する。
「ティファニー」「ボンベイ」「ハバナ・ブラウン」「デボン・レックス」「ハイランダー」……。これらは、かの有名なジュエラーの名前でも、銘酒の名前でもない。すべて、この一冊の中に登場する猫の品種の名前である。もし、名前を見ただけで、その猫の姿がすぐに思い浮かぶなら、真の愛猫家の称号を授けてもよいと思う。 思い浮かばなくても大丈夫。この本で答え合わせができるから。でも、単なる猫の図鑑ではない。

まず、表紙を開いてすぐに現れる、なんとも愛らしい子猫の姿からすでにノックアウトされる。ママの温もりを求めてはい回るような姿に、つい手を差し伸べたくなってしまうのだ。子猫の下にある著者ジェニファー・プリングの序文によると、愛猫シェパとの日々ですっかり猫の世界に魅了され、この本が生まれたらしい。本書に収められた猫たちは、“何か特別な魅力がある”猫たち。総勢53匹が紹介されている。
ちなみに、著者はイタリア・シチリア島の猫を保護するチャリティ活動Catsnipを立ち上げた人物でもある。

猫たちのアピールに割かれたページは、各猫表裏合わせて2ページ。
キュートな写真の下には、体重、性格、寿命、毛色が分かりやすく書かれている。後には、その猫種が生まれた背景と実際に家族として迎えた場合、どんなふうに一緒に過ごせるかが記されている。「飼い主のベッドの上でのんびりするのが好き」「いつの間にかテレビを見ている」など、その姿を想像するだけで楽しい。
もし、個性的な猫と一緒に暮らしたいけれど、情報が足りないので不安という人には実践的な手引き書にもなってくれるのだ。

そして、ここからがこの本の真髄である。
上の写真をよく見ると、猫の形に沿って、切り取り線があるのがわかるだろう。そう、これを切り取るとお気に入りの猫がしおりのようになって、すぐにそのページが開けるというわけだ。
たとえば、読んで気に入った猫のページだけを切り取っていき、夢の多頭飼い気分を味わうのはどうだろうか。 猫は大好きだけれども、猫アレルギーで自宅に迎えることができない人なら、妄想飼いを楽しむのもおすすめだ。

もちろん、一日一猫を学んで、読み終わったものから切り取っていくのもあり。
出版社では、全部を切り取った暁には、本を広げて飾ることを提案している。本は背表紙を見せるという固定概念を覆すものだ。
『My Picture Book 世界のねこ』ジェニファー・プリング著 青幻舎 ※現在、版元では一時在庫切れ。Amazonなどで検索を。

もう一つ、ギフトにおすすめの猫本をあげたい。
人気イラストレーターにしてエッセイストの浅生ハルミン氏の猫のパラパラブックス。のんびりした猫のイラストが動く様子にほのぼのする。手のひらに収まる小型サイズもよい。7巻まで登場しているほどの人気だ。
vol.5の『猫のたんじょうび』は、自分の愛猫のバースデープレゼントにするのはいかがだろうか。
『猫のパラパラブックス』浅生ハルミン著 青幻舎 vol.1,5,6,7,8は¥1,540 vol.2,3,4は各¥1,100
vol.1『猫のあいさつ』 vol.2『クルクルパーマネントガール』 vol.3『猫のきまぐれ』 vol.4『猫のランデブー』 vol.5『猫のたんじょうび』 vol.6『猫のおかえり』 vol.7『猫のプロポーズ』
www.seigensha.com/sp/flipbook/
text: Rica Ogura
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