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東京と大阪のエスパス ルイ・ヴィトンで気鋭のアーティストの個展が開催

現代アートと20世紀の作品に特化した芸術機関、「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」。所蔵コレクションから、いま国際的に注目を集めるアーティストの作品を紹介する。

ウェイド・ガイトン「THIRTEEN PAINTINGS」

「エスパス ルイ・ヴィトン東京」で開催されるのは、アメリカ人アーティスト、ウェイド・ガイトンの日本初個展だ。2000年代初頭からニューヨークの若手アートシーンで注目される存在となった彼は、既存の枠組みにおさまらないコンセプチュアルな作品制作を続けてきた。

エスパス ルイ・ヴィトン ウェイド・ガイトン「THIRTEEN PAINTINGS」展
Wade Guyton, Untitled (2022). © Wade Guyton. Courtesy Matthew Marks Gallery

最も知られているのは、大型キャンバスにインクジェットプリンターを使って制作した作品。タイプした文字やシンプルな形を、キャンバスやカタログ、リネンなどにプリントし、その際に起こるエラー、インクの液垂れ、ミスプリントも唯一無二の痕跡として残している。従来の絵画制作で用いられてきた素材とデジタル印刷技術を組み合わせ、テクノロジーの誤用を意図的に取り入れることで独自の美的表現を生み出すのだ。

エスパス ルイ・ヴィトン ウェイド・ガイトン「THIRTEEN PAINTINGS」展
Wade Guyton, Untitled (2022). © Wade Guyton. Courtesy Matthew Marks Gallery

ガイトン自身は、自らの作品についてこう語っている。

「私の作品は版画であり版画ではなく、写真であり写真ではなく、絵画であり絵画ではなく、この不確かな状態にあることを心地よく感じている。(中略)作品がどのように定義されるかは、 見る人の視点によって決まる」

エスパス ルイ・ヴィトン ウェイド・ガイトン「THIRTEEN PAINTINGS」展
Wade Guyton, Untitled (2022). © Wade Guyton. Courtesy Matthew Marks Gallery

本展では、13点の絵画からなる作品《Untitled》(2022年)を世界初公開。絵画表現における実験的追求の過程を見ることができるだろう。

ウェイド・ガイトン
Photo: Jessica Lin Cox

ウェイド・ガイトン
1972年、米国インディアナ州ハモンド生まれ。現在ニューヨークを拠点に活動。デジタル時代におけるイメージの考察と制作に取り組むアーティスト世代の中で、最も影響力のあるアーティストの1人。


ウェイド・ガイトンTHIRTEEN PAINTINGS
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階
会期:10月31日(木)~ 2025年3月16日(日)
開館時間:12:00-20:00
休館日はルイ・ヴィトン 表参道店に準じる
入場無料
お問合せ先:0120-00-1854
contact_jp@louisvuitton.com

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