「パリ2024オリンピック」について知っておきたい5つのこと
装飾されたフランス・パリ市庁舎のファサード
「パリ2024オリンピック」がまもなく開幕へ。7月26日から8月11日までの16日間にわたって開催される。現地での選手たちの活躍に加えて、「パリ2024」がもっと楽しみになる“大会についてこれだけは知っておきたい5つのこと”を、フランス生まれのマリ・クレールの視点からお届けする。
装飾されたフランス・パリ市庁舎のファサード
「パリ2024オリンピック」がまもなく開幕へ。7月26日から8月11日までの16日間にわたって開催される。現地での選手たちの活躍に加えて、「パリ2024」がもっと楽しみになる“大会についてこれだけは知っておきたい5つのこと”を、フランス生まれのマリ・クレールの視点からお届けする。
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パリ2024オリンピックは、オリンピック夏季競技大会で史上初めて、開会式がスタジアムの“外”で行われる。同じく新しい試みとして、開会式は代表選手団のパレードから始まる。

世界から集まった約1万人の選手たちは、街の中心を流れるセーヌ川のオステルリッツ橋をボートに乗って出発。そしてパリ植物園のそばを通り、サン・ルイ島とシテ島の2つの島を巡って、数々の橋と門をくぐり抜ける。イエナ橋に到着したパレードは、式典の行われるトロカデロ広場へ。
パレードの道のりは、なんと6km。この日は川沿いに集まる何十万人もの観客が、チケットなしで壮大な祝典に参加できるのだ。
競技会場も、世界的な観光地であるパリならでは。馬術競技・近代五種の会場、ヴェルサイユ宮殿をはじめ、競技会場のいくつかは、パリを代表する名所であり、パリコレクションでおなじみの場所も多い。たとえばビーチバレーの会場は、エッフェル塔の足元にあるシャン・ド・マルス公園。ここは、「サンローラン」が特設セットを組みショーを開催している場所。
フェンシングやテコンドーといった競技が行われるグラン・パレは、「シャネル」のショー会場としてよく使用されている。今回、オリンピック開催に合わせて行われた改修に「シャネル」が寄付したというエピソードも。
「ディオール」や「セリーヌ」などをはじめ数々のブランドがショーを開催してきたコンコルド広場では、3人制バスケットボールやスケートボードなどの競技が予定されている。
新しく追加される競技にも注目したい。パリ2024オリンピックでは、1970年代のニューヨークで生まれたストリートダンス「ブレイキン」(別名:ブレイクダンス)が新たに追加される。日本代表は、湯浅亜実(ダンサー名 AMI)と福島あゆみ(ダンサー名 AYUMI)、大能 寛飛(ダンサー名 Hiro10)の3名が内定。世界一を競うダンスバトルは、オリンピック最後の週末に実施予定だ。

アスリートたちが手にするメダルは、パリを代表する老舗ジュエラー「ショーメ」が手がけた。かつてエッフェル塔の一部に使われていた鉄片を用いてデザインされている。


さらに、「ルイ・ヴィトン」がメダルとトーチを収めるトランクや、メダル授与式のためのメダル・トレイを特別に製作。トランクは、「ショーメ」によるメダルと、1万人以上の聖火ランナーの手を経たトーチをエレガントに保護する役割を担うもの。またトレイともに、外側は1888年に誕生したダミエ・キャンバス、内側はブラックのマットレザーで覆われたシックなデザインに仕上がっている。
最後に紹介するのは、公式マスコットキャラクター。名前は「フリージュ」という。18世紀後半に革命の賛同者が身につけたフリジア帽がモチーフになっていて、フリジア帽は長くフランスで自由の象徴とされてきた。
フリージュのモットーは、「ひとりだとしても速く行ける。でも一緒ならもっと遠くへ行ける」。世界の人々が協働することで、互いを高め合えるというパリ2024オリンピックからのメッセージが込められている。現地パリでは、早くも子どもたちから大人気のようだ。
#パリ2024 マスコットのフリージュと子どもたち🥰#オリンピック@Paris2024 pic.twitter.com/kwCBvFTPJW
— オリンピック (@gorin) July 10, 2023
16日間にわたって開催されるパリ2024オリンピック。選手たちの活躍を思いっきり応援する夏にしよう。
text: Nariko Inoue, edit: Mio Koumura
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パリ2024オリンピック 公式サイト:https://olympics.com/ja/
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