「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」日本上陸! ファンタジックな世界観を体感
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)など、一度その作品を観たら虜になってしまうほど、独特で忘れられないファンタジックなセンスや構図、そしてユーモアを兼ね備えた世界観で映画ファンから絶大な人気を誇るウェス・アンダーソン監督。彼に魅了された世界中のファンが集めた、映画のワンシーンを切り取ったような世界観を持つ、心ときめくフォトジェニックな風景写真が約300点も展示される「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」。
旅行欲が爆発! 世界中に溢れる映画のような風景
2022年に韓国・ソウルで25万人以上を動員した、この展示会がついに日本に上陸し、寺田倉庫GIビルにて5月26日(金)まで開催中。「あなたのまわりは旅のヒントにあふれている」というテーマのとおり、ありふれたいつもの日常が映画のように愛おしく見えたり、旅の計画を始めたくなるような旅行欲が爆発してしまうワクワクする展示会だ。
2017年にニューヨーク在住のワリーとアマンダ夫妻が旅行計画のバケットリスト「死ぬまでにしたい100のこと」を構想したことからスタートし、現在ではフォロワー175万人超えのInstagramコミュニティー“AWA(Accidentally Wes Anderson)”。そのAWAコミュニティーに集められた、現実の中で偶然出会ったウェス・アンダーソン監督の映画に登場しそうなアメリカ、ヨーロッパ、中東、アジア、アフリカなど世界各地のスポットが10のキーワードでエリアごとに紹介され、好奇心を満たし、世界中を旅するような体感ができる。会場はすべて写真・動画撮影OKなので、“ウェス旅”の思い出を残せるのもうれしい。