『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』のイジェ、韓国系アメリカ人として初のゴールデングローブ主題歌賞受賞の快挙
Dior
空前の大ヒットとなったNetflixのアニメ映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が2026年1月11日(現地時間)、米ロサンゼルスで行われた第83回ゴールデングローブ賞授賞式で2部門を受賞。劇中歌『ゴールデン』の共作者で、架空のK-POPグループ、HUNTR/X(ハントリックス)のメンバー、ルミ役の歌声を担当したEJAE(イジェ)は、受賞スピーチで涙ながらにこれまでの道のりを語り、感動を呼んだ。マリ・クレール インターナショナルのアメリカ版デジタル記事よりお届け。
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』が正式にゴールデングローブ賞の歴史に名を刻んだ。
『ゴールデン』は2026年ゴールデングローブ賞で主題歌賞を受賞した。同曲の共作者であり、ハントリックスのメンバー、ルミ役の歌声を担当したイジェは、この部門で受賞した初の韓国系アメリカ人となった。
共同作曲者のマーク・ソネンブリック、プロデューサーの24とIDOとともにステージに上がったイジェは、K-POPの練習生から2025年最大のヒット曲を生み出すまでの道のりを振り返った。
「幼い頃、K-POPアイドルになるという一つの夢をかなえるために10年間休まず努力しました。しかし私の声は十分ではないと言って断られ、失望しました」と彼女は語った。「だから歌と音楽を支えに乗り越えた。そして今、歌手兼作詞家としてここに立っています」
「ほかの女の子や男の子、あらゆる年齢の人々が困難を乗り越え、自分自身を受け入れる助けになっている、そんな曲の一部となれたこと。それはまさに夢がかなった瞬間です。だからゴールデングローブ賞に感謝します。私の声、私たちの声を受け入れてくれて」
Dior
イジェとマーク・ソネンブリックは続けて、友人や愛する人々、Netflixとソニー・ピクチャーズ・アニメーションのチーム、そして『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の共同監督マギー・カンとクリス・アップルハンスに感謝を述べた。
そしてイジェはこの賞を、人生で新たな夢を見つけた人々にもささげた。「扉を閉ざされてきた人々にこの賞を贈りたいです。拒絶されることは方向転換のチャンスなのだと断言できます。だから決してあきらめないで。生まれながらの輝きを放つのに遅すぎることはありません」と彼女は締めくくった。
授賞式の序盤には、ハントリックスの歌唱を務めるトリオ、イジェ、レイ・アミ、オードリー・ヌナは、黒でそろえたドレスでレッドカーペットを歩いた。架空のK-POPグループの声を担当する彼女たちは、2025年10月、ジミー・ファロン司会のトーク番組『The Tonight Show』でのデビューから、Netflix『ハーフタイムパーティー:クリスマスwithスヌープ・ドッグ』での米ラッパー、スヌープ・ドッグとの共演まで、ライブパフォーマンスで注目を集めてきた。
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』がゴールデングローブ賞で受賞したのは、主題歌賞だけではない。本作はアニメ映画賞も受賞した。Netflix史上最多視聴数を記録したこの話題作は、『Arco(原題)』『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』『星つなぎのエリオ』『アメリと雨の物語』『ズートピア2』とともにノミネートされていた。
今年のアワードシーズンは『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の名をふたたび聞くことになる可能性は高い。この大ヒットアニメはシーズンを通して、さらなる受賞が続くと予想される。『ゴールデン』はグラミー賞4部門にノミネート(さらにこの曲を収録したアルバムも最優秀コンピレーション・サウンドトラック・アルバム賞にノミネート)されており、イジェは韓国系アメリカ人女性作曲家として初めて最優秀楽曲賞にノミネートされた。アカデミー賞にもこの熱気がもたらされることは間違いない。
グラミー賞ノミネートについて米誌『Variety』に語ったイジェは、表現の重要性を強調した。「3人の韓国人が並ぶ姿を目にすることになるんです。その光景を見る子どもたちにとって、この世界で自分たちに何ができるかを理解するきっかけになれば、そう考えるだけで背筋がゾクゾクします」
※( )内編集部注
translation & adaptation: Akiko Eguchi
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