リボンをモチーフにした「ミキモト」の新作ハイジュエリーコレクション“The Bows”

希少な宝石の数々、クリエイティビティー、そして緻密(ちみつ)な職人技――。ハイジュエリーの世界には各メゾンのあらゆる要素が凝縮している。パリで6月にハイジュエラーが発表した、豪華な新作コレクションの数々を現地からお届けする。

希少な宝石の数々、クリエイティビティー、そして緻密(ちみつ)な職人技――。ハイジュエリーの世界には各メゾンのあらゆる要素が凝縮している。パリで6月にハイジュエラーが発表した、豪華な新作コレクションの数々を現地からお届けする。
ミキモト(MIKIMOTO)は、メゾンが100年以上前から取り入れてきたリボンモチーフをモダンな解釈で表現した新作ハイジュエリーコレクション「The Bows」を披露した。
リボンのモチーフが実に多彩なアプローチでジュエリーピースの数々に落とし込まれた。パールの美しさもさることながら、造形や色の組み合わせにおける独創性の光るコレクションだ。発表会場では、オートクチュールメゾンYUIMA NAKAZATOがこのコレクションのためにドレスを仕立て、世界観を強調した。代表的な作品を紹介する。


パリ・ヴァンドーム広場のHôtel d’Évreuxで行われた発表会にて
パールとダイヤモンドをレースのように編み込んだ大胆なネックレス。リボンの結び目にはミントカラーのトルマリンをあしらった。ジェンダーレスに着用可能だ。


ネックレス(アコヤ真珠、トルマリン、ダイヤモンド、ホワイトゴールド)
18世紀のフランスで栄えたロココ様式の衣装を表現したジュエリーピースも壮麗だ。軽やかな表情のリボンモチーフをいくつも並べ、モーガナイト、トルマリン、スピネル、サファイア、アクアマリンといった淡い色調のカラーストーンをぜいたくに取り入れた。

オートクチュールのドレスのようなジュエリーピースも登場。しなやかな曲線を描くパールと首元を可憐に彩るリボンモチーフが流麗な美しさを生み出している。

パールを複雑に編み込んだネックレスは、ミキモトの職人技のたまものだ。レースのようにしなやかな立体構造の中で、ダイヤモンドとアコヤ真珠の異なる輝きが響き合い、この上ない優美な魅力を放っている。

ミキモトのアーカイブ作品からインスピレーションを得た作品は、神秘的な輝きを放つタンザナイトとふっくらとしたリボンの造形が見事に調和している。リボンのモチーフは取り外してブローチとしても着用可能だ。


ネックレス(アコヤ真珠、タンザナイト、サファイア、ダイヤモンド、ホワイトゴールド)
text: Shunya Namba @Paris Office
photos: ©MIKIMOTO
リンクを
コピーしました