フラワークリエイターの篠崎恵美とアートディレクターの永戸鉄也。人気アーティストの2人がタッグを組んだライフスタイルコスメ「ペダル アンド センツァ」が誕生した。性別や年齢問わず、五感を満たす天然由来のコスメ。この新たなクリエイションに込められた思いとは?
フラワークリエイターの篠崎氏は、廃棄される生花を再生するため、「EW.Pharmacy」というドライフラワー専門店をスタートさせる。その哲学に共鳴したアートディレクターの永戸氏は、「KASHIKA」という作品を制作。それは、捨てられてしまうはずの本を貼り合わせ、美しい花として蘇らせたコラージュアートだった。

そんな2人が次に出会ったのは、希少な国産の粘土「モンモリロナイト」の研究をしている粘土科学研究所。「すばらしい機能を持ちながら、その素朴な質感の粘土に強さと同時にかわいらしさを感じました」と、アートディレクターの永戸氏は、この「モンモリロナイト」との出会いを振り返る。
「モンモリロナイト」とは、約6500万年前の火山噴火の後、海底に沈んだ火山灰が海のミネラルを含んでゆっくり生成された粘土。その昔、クレオパトラも化粧品として使っていたという伝承もあるそう。

ペダルを踏んで(ペダル記号)音を響かせ、足を離す(センツァ記号)と響きが止まる。ピアノの演奏記号である“ペダル”と“センツァ”を、2人は自然のサイクルと重ねて解釈している。 「開花することは、枯れることの始まり。季節がめぐると、植物はまた新しい花をつける。鳴り響いていた音がなくなる状態は、新たな生命の始まりであると。そういった自然の循環のあり方、流れの美しさを感じられたら、という思いです」(永戸氏)
