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世界最大級のインテリア&デザインショーでリモートワークのトレンドをチェック

9月9日から13日まで、インテリア&デザイントレードショウ「Maison & Objet (メゾン&オブジェ)」がパリで開催された。世界最大級と言われるこの展示会についてマリ・クレールの特派員による現地レポートをお届け!

進化するパーソナルスペース

「Maison & Objet (メゾン&オブジェ)」は通常、半年ごとに行われていたが、コロナの影響で延期となっていた。約15ヶ月ぶりの開催となった今回、出展ブランドや来客数は大幅に減ったものの、世界のデザインをリードするブランドからさまざまな新しい提案が出されていた。

まず、オフィス環境ではより個人のスペースが尊重され、防音効果もある座り心地のいい椅子やソファーを完備したパーソナルスペースの提案が目立った。フランスの「Evavaara Design」は、ノイズを抑えた良質な音響空間を整え、左右回転が可能な一人がけの椅子や、換気の整ったミーティングスペースを展示。フィンランド「BLOCKO」も安全でなおかつウイルス対策を重視した美しい円形のワークスペースを提案した。オープンスペースタイプとクローズスペースタイプがあり、壁はラミネート加工を施した防音のフェルト生地、温もりを感じる木材を多用した北欧デザインが魅力だ。

Evavaara Designによる防音仕様の椅子。外の音を遮断するから騒がしい場所で仕事や読書などに集中でき、中の音も漏れないため、音楽を聴いたりすることも可能。
左は電話やビデオ会議用のブース、右はミーティング用のブース。防音効果と換気機能を備えている
BLOCKOのワークスペース

自宅でのテレワーク向けには、電動で高さを調節できるワークデスクが多く発表された。ずっと座っていて疲れたら立ちあがって仕事をすることも可能で、今フランスではこのタイプのワークデスクが密かなブームになっているそうだ。

高さを電動式で変えられるデスク

さらに室内のスペースでは天井から吊るす籠タイプのソファや、リゾート地のようにゆったりと寝そべることができる心地良さを重視したチェアが多く提案された。大木をそのまま使用したランプブランドや室内サウナを提案するブランドもあり、よりオーガニックでリラックスした空間へのニーズが高まっているようだ。

天井から吊るされた椅子や大木を使った照明なども展示されていた

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Profile

須山佳子

すやま けいこ marie claireパリ特派員。東京生まれ、パリ在住20年。大学を卒業後パリに渡り、INSTITUT FRANCAIS DE LA MODEでファッション経営のMBAを取得。ファッション界で働いた後、日本の美容とライフスタイルブランドを欧州市場へ紹介するコンサルティング会社と、ECサイトhttp://www.bijo.parisを立ち上げる。高級デパート「 ル・ボンマルシェ」に定期的に招待され、年に数回ポップアップを開催している。公式Instagram:http://@keikosuyama_paris

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