日本一の源泉数および湧出量を誇る別府温泉にたたずむ温泉旅館「界 別府」。「ドラマティック温泉街」をコンセプトに、石畳の路地や、温泉街にある土産店、夜店をイメージした空間が広がり、にぎやかな別府の温泉街を彷彿(ほうふつ)とさせる造りに。全客室からは美しい別府湾を望むことができ、さまざまな情景が館内でドラマティックに変化するさまを楽しめる。
明治時代に旧別府港が開港して以降、日本全国から多くの湯治客が訪れた、歴史ある北浜地区に位置する「界 別府」。旧別府港を中心に温泉街が発展し、夜遅くまで人々でにぎわう様子は「不夜城(ふやじょう)」と例えられてきた。

館内の設計は、建築家の隈研吾さんによるもの。和紙のちょうちんが照らす石畳の路地や、夜店をイメージした空間など、湯治客がにぎやかな温泉街をそぞろ歩きする様子を思い起こさせるデザインになっている。

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人々が集う広場をイメージした「湯の広場」では、スタッフが演奏する「湯治ジャグバンド」の演奏や、温泉で染料を落とし、模様を浮かび上がらせる「別府温泉絞り」などのアクティビティを開催。日の出を眺めながら足湯に浸かったり、源泉とアロマオイルを使った「温泉ミスト作り」を楽しんだりするのもおすすめだ。


全客室が、美しい別府湾を望むことができるご当地部屋「柿渋の間」。海の景色を絵画のように楽しめる「ピクチャーウィンドウ」が特徴で、時間帯ごとに美しく色が変わる空や海を眺めることができる。
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海の色を引き立てるため、室内の壁には、別府の名所「血の池地獄」の赤から着想を得た古代色の「柿渋色」を採用。その色は、別府温泉の熱気や温泉が湧きだす溶岩台地をも表現している。

また、1600年前後に大分で発祥したとされる伝統工芸「豊後絞(ぶんごしぼ)り」を使用した、ヘッドボードやフットスローなどのインテリアも魅力。「豊後絞り」とは、布をくくったり縫ったりしてしわを付け、それを染料に浸して模様を付ける絞り染めの技法のひとつ。繊細で美しい柄が、見事に浮かび上がっている。
