世界で一番長い美術館! ストックホルムの地下鉄アートがすごい

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2023.12.22

世界で一番長い美術館! ストックホルムの地下鉄アートがすごい

ソルナセントルム駅(Solna centrum)

ストックホルムの地下鉄

クリスマスカラーで統一されたこちらの駅は、1970年代の時代の変化をテーマにした駅として有名なソルナセントルム駅。Karl-OlovBjörk氏とAndersÅberg氏により、壁全面に塗られた真っ赤な夕焼け空、そして鮮やかなグリーンでスプルースの木が描かれた豊かな森とのコントラストは、駅が完成した 70年代に社会問題になっていた森林伐採などの環境破壊や、農村地域の過疎などの社会問題を訴えかけるアート作品だ。スウェーデンの典型的な赤い家やトラックなど牧歌的な絵のほか、伝統的な家のミニチュアやムースのオブジェも要チェック。

ストックホルムの地下鉄

他にも、壁一面にバスルームで使用するタイルが使われていることから、別名バスルームステーションとも呼ばれる、アーティストのGun Gordillo氏によってつくられたヒュートリエ駅(Hötorget)や、アーティストDavid Svensson氏の息子のCTG(胎児心拍数陣痛図)のモニターの鼓動を模したLED照明が400mにわたって設置されたオーデンプラン駅(Odenplan)、Arne Sedell氏と兄弟のLars氏が色とりどりの動物や太陽の壁画や彫刻などを1年以上かけて作ったテンスタ駅(Tensta)、アーティストElis Eriksson氏とGösta Wallmark氏らの幼少期に描いた絵や彼らの子供が描いた絵をあしらった、子供の落書きみたいな絵がホームいっぱいにあふれるハロンベルゲン駅(Hallonbergen)、日本人彫刻家Takashi Naraha氏による青空が描かれた大きなキューブがプラットフォームのあちこちに設置されたソルナストランド駅(Solna Strand)など、一見の価値ありのアートスポットが目白押し。

地下鉄を利用するには、窓口やチケット販売機でチケットを買う、もしくは交通系ICカード「SL Access card」を購入して都度チャージして使う方法もあるが、一番簡単なのはクレジットカード(VISA、マスターカード、アメリカンエクスプレスのコンタクトレス決済)か、そのカードを登録したApple PayやGoogle Payのスマホを直接かざして入場する方法。75分以内であれば途中下車ありの乗り放題なので、地下鉄アート散策にも便利だ。ストックホルムの地下鉄は、拡張工事が予定され、2030年までにさらに10駅の開通を目指して工事が進んでいるとのこと。新たなアートの登場も心待ちにしたい!

text & photos: Tomomi Seki Manton

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