ヴィンテージ、小ぶり、ニュアンスカラー。2025年注目の時計トレンドとは?

Fashion

2025.07.03

ヴィンテージ、小ぶり、ニュアンスカラー。2025年注目の時計トレンドとは?

今年もさまざまな時計ブランドから魅力的な最新作が続々登場。伝統を継承しながら進化を遂げたモデルから、技術と美の粋を極めた逸品まで、手元に宿る小さな宇宙が新しい時代の流れを告げる。

Index

クラシック回帰、ケースの小径化もさらに進む

注目の時計ブランドからも話題作が続々!

ブレゲ

フランク ミュラー

ルイ・ヴィトン

ディオール

ショパール

ウブロ

ロンジン

グランドセイコー

タグ・ホイヤー


クラシック回帰、ケースの小径化もさらに進む

時計ジャーナリスト 高木教雄

発足から6年、対面形式が実現してから4回目を迎えた今年の「ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ(W&WG)」への出展数は、昨年より6ブランド増え、計60ブランドにまで達した。

彼らが会場で披露した新作を俯瞰した結果、見えてきた今年のキーワードは、「ヴィンテージ」「小ぶり」「ニュアンスカラー」。クラシック路線は、昨年すでに兆候が見られたが、それがより顕著になった。それに伴い、ケースの小径化も進んでいる。これらを象徴するモデルが、34mmの新サイズが加わった「A.ランゲ&ゾーネ」の“1815”。会場では、販売店からもメディア関係者からも高評価を受けていた。

Aランゲ
ケース径は34mm、厚さわずか6.4mmのコンパクトなサイズながら、パワーリザーブを72時間まで延ばし、機能性も追求。ジェンダーレスで身につけられる静謐な美しさが魅力。時計“1815”[PG、アリゲーターストラップ、ケース径34mm、手巻き]¥3,850,000(A.ランゲ&ゾーネ)

「パテック フィリップ」と「カルティエ」からは、クラシカルな往年の名作がカタログに帰還。「ゼニス」は、1940~1960年代に傑作と称賛された手巻きムーブメントを復活させた。

パテックフィリップ
タイムレスな魅力を放つ“カラトラバ”からプラチナ仕様の新モデルが誕生。ローズゴールドめっきオパーリンの文字盤がヴィンテージタッチの趣を添える。時計“カラトラバ 6196P”[PT、アリゲーターストラップ、ケース径38mm、手巻き]¥7,460,000(パテック フィリップ/パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)
カルティエPG
1928年に発表された斬新なデザインの時計“タンク ア ギシェ”を再解釈。時表示と分表示の小窓を12時、6時位置に配した誕生当初のデザインと、小窓が斜めに配置されたプラチナ製モデルの二つのデザインが揃う。時計“タンク ア ギシェ”[PG、アリゲーターストラップ、ケース37.6×24.8㎜、手巻き]¥7,590,000[予定価格、9月発売予定](カルティエ/カルティエ カスタマー サービスセンター)
© Cartier
カルティエPT
時計“タンク ア ギシェ”[PT、アリゲーターストラップ、ケース37.6×24.8mm、手巻き]¥9,702,000[予定価格、9月発売予定、世界限定200本](カルティエ/カルティエ カスタマー サービスセンター)
© Cartier
ゼニス
創業160周年を祝い、伝説のムーブメントを復活させたスペシャルエディション。三つのパートで構成されたブルーの文字盤が美しく映える。時計“G.F.J.”[PT、ダークブルーアリゲーターレザー、ブラックカーフレザー、ブルーサフィアーノレザーの3本のストラップが付属、ケース径39mm、手巻き]¥6,952,000(ゼニス/ LVMH ウォッチ・ジュエリージャパン ゼニス)

そのダイヤルカラーであるブルーは、再びトレンド化の傾向にある。「シャネル」は、新たなセラミックを開発し、アイコンである“J12”に深遠なブルーをまとわせた。またこれまでブルーダイヤルの大半はネイビーが占めてきたが、アイスブルーのような淡い色調がいくつものブランドから登場しているのは、新たな潮流である。

アイコンウォッチ“J12”から誕生した初のマットなブルー セラミックモデル“J12 BLEU”。5年をかけて開発された特別な青が印象的。時計“J12 BLEUキャリバー 12.2”[高耐性マットブルーセラミック×SS×ブルーサファイア、ケース径33mm、自動巻き]¥3,971,000[完売の可能性あり](シャネル/シャネルカスタマーケア)
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