「ティファニー ワンダー」技と創造の187年 500点もの傑作が感動の世界へと誘うエキシビション

Culture

2024.05.30

「ティファニー ワンダー」技と創造の187年 500点もの傑作が感動の世界へと誘うエキシビション

日本では約17年ぶりとなる「ティファニー」の大規模なエキシビション“「ティファニー ワンダー」技と創造の187年”が開催中。初公開作品も含む傑作が集結した本展で、圧巻のクリエイションを体感したい。

1837年にニューヨークで創業して以来、高い独創性と飽くなき革新、そして類まれなるクラフトマンシップで、数々の素晴らしいジュエリーを世に送り出してきた「ティファニー」。その歴史を彩る貴重なジュエリーが一堂に会するエキシビション“「ティファニー ワンダー」技と創造の187年”が虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの高層部に位置する「TOKYO NODE」で開催中だ。会場には「ティファニー」のアーカイブから世界初公開180点、日本初公開約380点を含む、約500点にも及ぶ傑作が勢揃いした。

ティファニー ワンダー
会場のデザインは、五番街ニューヨーク本店 ザ ランドマークの再構築にも携わった世界的な建築事務所OMAが担当。「ティファニーの起源」がテーマのルームには、ブランドの歴史的な出来事を刺繍したタペストリーが壁面に。コレクションを紹介するメールオーダーカタログ「ブルーブック」の創刊号も展示

エキシビションは、「ティファニーの世界」「デザインの偉業」「日本への愛」など、10のテーマに沿ったルームで構成されている。最初のルームでは巨大なプロジェクションマッピングとともに歴史を解き明かし、ブランドの世界観に没入できる仕掛けを展開。伝説的なデザイナー、ジャン・シュランバージェのジュエリーを集めたルームでは、代表的な「バード オン ア ロック」など自然モチーフをデザインしたカラフルなジュエリーが目を奪う。

ティファニー ワンダー
ジャン・シュランバージェがデザインした「バード オン ア ロック」は7つのジェムストーンに施された
ティファニー ワンダー
1956年、ジャン・シュランバージェが「ティファニー」で初めて作った「トレリスとリーフ」ネックレス。つたとぶどうの葉が絡まるデザインは自然界からのインスピレーションに溢れた彼のクリエイションを象徴している

また、「ティファニー」と日本の関係をテーマにしたルームも見逃せない。日本との結び付きは、創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーが当時、米国市場では珍しかった日本の製品を輸入したことから始まった。その後、創業者の息子であるルイス・コンフォート・ティファニーやエルサ・ペレッティなどのデザイナーたちが日本の芸術、工芸品に刺激を受けた作品を制作。このルームでは、日本の花や鳥をモチーフとしたネックレスや漆塗りを取り入れたバングルなど、日本との強い関係性を示すジュエリーが展示されている。

ティファニー ワンダー
「日本への愛」を語るルームには、日本の紙細工を用いた壁を設置。日本芸術にオマージュを捧げたステンドグラスランプなども並ぶ
ティファニー ワンダー
創業者の息子、ルイス・コンフォート・ティファニーが監修したトンボのブローチは、オパールの色彩でトンボの虹色を表現。ルイスは、日本のみならず、世界中の自然の姿、アメリカの風景を着想源に、 多くの作品を手がけた

他にもウィンドウディスプレイに焦点を当てたり、「ティファニーで朝食を」と名付けられた映画界との関係を紹介するルームなど、見どころが満載。

そしてエキシビションのハイライトは、「ティファニー」が誇る世界最大級のイエロー ダイヤモンド「ザ ティファニー ダイヤモンド」の展示。比類なき美しさを誇る圧倒的な存在感をぜひその目で確かめてほしい。

ティファニー ワンダー
最後のルームに鎮座するのは、圧倒的な輝きを放つ「ザ ティファニー ダイヤモンド」
ティファニー ワンダー ザ ティファニー ダイヤモンド
20世紀の最も才能あるデザイナー、ジャン・シュランバージェの代表作「バード オン ア ロック」が着想源になった「ザ ティファニー ダイヤモンド」は、今回の見どころの一つ。圧巻の128.54カラットのイエロー ダイヤモンドの周りに、5羽の羽ばたく鳥のモチーフが飾られている
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