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オーケストラの生演奏で披露。坂本龍一氏が「クリュッグ」へ楽曲を提供

「クリュッグ」が、シャンパーニュの魅力を音楽で表現するプロジェクト「KRUG ECHOES(クリュッグエコー)」を通して、世界的音楽家の坂本龍一氏とタイアップ。2008年につくられた3種のシャンパーニュを描いた組曲が完成した。先月はミュージックペアリングパーティーが開催され、オーケストラの生演奏で披露された。

1843年の創業以来、自然が生み出す固有性と変わらぬ創造性を維持しながら、希少で優れたシャンパーニュをつくり続けているメゾン「クリュッグ」。舌で感じる味わいと、耳に響く音色は共鳴するとの考えから、シャンパーニュと音楽のペアリングプロジェクト「KRUG ECHOES(クリュッグエコー)」を発信している。

ミュージックペアリングパーティーの様子

今回、クリュッグ ラヴァーでもある世界的音楽家の坂本龍一氏とのタイアップが実現。ミュージックペアリングパーティーが開催され、2008年につくられた3種のシャンパーニュを音楽で表現した組曲「Suite for Krug in 2008」を披露。会場ではシャンパーニュが振る舞われ、オーケストラが生演奏し、坂本龍一氏からのパーソナルビデオメッセージが上映された。

ミュージックペアリングパーティーの様子

両者の出会いは2019年。楽曲「Suite for Krug in 2008」は、「SEEING SOUND, HEARING KRUG 〜音を視る、クリュッグを聴く〜」をテーマに、3種のシャンパーニュ「クリュッグ クロ・デュ・メニル 2008」、「クリュッグ 2008」、「クリュッグ グランド・キュヴェ 164 エディション」を表現した3楽章の組曲だ。

自然音をサウンドスケープとして取り入れることでも知られている坂本氏は、信頼するチームをフランスに送り、ブドウ畑から貯蔵室に至るまでクリュッグのサウンドを録音。収穫されたブドウから3種のシャンパーニュが生まれたことにインスパイアされ、第1楽章はソロイスト、第2楽章はアンサンブル、第3楽章はオーケストラと、各楽章につき一つのシャンパーニュから得た味わいと感覚を表現している。

楽曲制作の様子
録音現場の様子

公式サイトでは楽曲制作当時の様子が配信され、坂本氏が抱いたイメージやこだわりがうかがえる。ぜひシャンパーニュを手にとりながら、その音色に耳をすませてみて。

text:Tomoe Tamura

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