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星野リゾートの温泉旅館「界 津軽」の大浴場に、冬を楽しむ「かまくら露天風呂」が誕生

青森・弘前から電車で10分。「津軽に息づく文化と四季をめぐる宿」をテーマに、古くから湯治場として知られる津軽の奥座敷にたたずむ温泉旅館「界 津軽」。2022年11月に大浴場をリニューアルし、内湯の外にある湯船を囲うようにアーチがついた「かまくら露天風呂」が誕生。2019年には津軽文化と四季を感じる「津軽四季の水庭」も新設しており、これから訪れる冬の景色をより一層楽しめる温泉宿だ。日本画の巨匠・加山又造の壁画「春秋波濤」の前で毎晩開催される、伝統芸能・津軽三味線の生演奏も見逃せない。

名湯・大顎温泉の大浴場に、「かまくら露天風呂」が誕生

かまくら露天風呂と灯籠(イメージ)
大浴場の雪見風呂

古くから湯治場として親しまれ、肌をしっとりさせる泉質の大鰐温泉。大きな窓越しに四季折々の風景を眺められる内湯の大浴場は、青森ヒバの湯船だ。その内湯の外にある水庭に張り出した場所にリニューアルされたのが、湯船を囲うようにアーチがついた「かまくら露天風呂」。例年11月下旬頃に初雪を迎え、厳冬期には1メートルを超える積雪エリアにあるため、まるで、かまくらの中に入っているような気分で雪見風呂を楽しめる。

また、「かまくら露天風呂」から望む水庭には、2019年に誕生した「津軽四季の水庭」と同じく、館内各所に取り入れている青森の伝統工芸「津軽こぎん刺し」のデザインをあしらった灯籠を設置。同じデザインを反映させることで、施設のテーマをさらに感じてほしいという思いが込められている。温もりのある柔らかい光をたずさえ、津軽文化が彩る景色を満喫できる。

伝統工芸を取り入れたご当地部屋「津軽こぎんの間」

和室リビングスペース付
津軽こぎん刺し体験

ご当地部屋には、「かまくら露天風呂」の灯籠にも使用されている「津軽こぎん刺し」の障子や掛け軸、行灯など、いたるところにその模様があしらわれている。プロデュースは、青森県出身のkoginアーティスト・山端家昌氏。デザインは、モダニズム建築を実践した日本の建築家、坂倉準三氏が創設した建築設計事務所が担当した。

また、「津軽こぎん刺し」を誰でも簡単にできるようにアレンジした、オリジナルの紙製「しおり作り」体験もできる。一針縫うごとに気持ちがなごみ、柄が仕上がっていく楽しさを感じられる。

関連情報
  • 「かまくら露天風呂」大浴場概要
    期間:11 月 25 日にリニューアルオープン、通年で利用可能
    利用時間:チェックイン日の15:00〜25:00、翌日5:00〜11:30
    料金:無料
    対象:宿泊者全員

    「界 津軽」
    住所:青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1
    電話:050-3134-8092 (界予約センター)
    客室数:41室・チェックイン15時 チェックアウト12時
    アクセス:【電車】JR奥羽本線大鰐温泉駅より車で約5分/【車】東北自動車道大鰐弘前ICより約15分
    料金:1泊¥25,000〜(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込み、夕朝食付)
    https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaitsugaru


     

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