黄梅院の見事な紅葉
11月も後半、来週22日は二十四節気の小雪ということで、京都の紅葉シーズンもラストスパート。まだ今年の紅葉を見ていないという方のために、京都洛北で町家宿「karigane」を夫婦で営む下岡莉香さんが今からでも絶景を満喫できる穴場スポットを紹介します。

人気観光スポットの中の超穴場
亀山天皇の勅願寺で、禅宗で最も高い寺格を誇る南禅寺(なんぜんじ)。石川五右衛門が登ったとされる巨大な三門や、写真映えスポットとして人気の水路閣があり、修学旅行の学生さんやグループツアーの旅行者さんが数多く訪れる、有名寺院です。
そんな南禅寺の中にある塔頭(たっちゅう)のひとつが、南禅院(なんぜんいん)です。塔頭とはお寺の支院のことで、南禅院の門をくぐりその境内に足を踏み入れれば、さっきまでの喧騒がまるで嘘のような、幽玄世界が目の前に広がります。

南禅院のお庭は池泉回遊式(ちせんかいゆうしき)といわれる形式で、山裾から流れる小川で池が作られています。貴族になった気分で雅に池の周りを散策しつつ、禅僧のような心持ちで紅葉をながめて侘び寂びを味わえる、ハイブリッドなお庭です。
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